評価5
紀元前29年~前19年:統治前期(アウグストゥス34歳~44歳)
「パクス・ロマーナ」とはローマの平和、この後約200年続く繁栄と平和の時代を表す言葉である。カエサルの後を継いだアウグストゥスはなかなかの曲者である。表面的には共和政治のような印象を与えながらジワジワと帝政の布石を打って行くのだった。
数多くの改革、施策を実行。以下に列挙。
・国勢調査
・霊廟建設
・情報公開
・元老院議員の削減
・共和制復帰宣言
・内閣の創設
・属州統治の基本方針策定
・イベリア半島の完全制覇
・国税庁、食糧庁の創設
・通貨改革
・パルティア(現イラン、イラク)との講和
・エジプトの灌漑工事、農地改革
え~この時、わがニッポンは今だ弥生時代、で、ごさいます(笑)。
しかし、この時点でローマ軍はスッラ、クラッススともパルティアに負けており戦で勝ちをおさめていない。いやはや、イラン、イラク、恐るべし・・・
◆カバーの金貨について
人々が、初代皇帝アウグストゥスの目指す「パクス・ロマーナ」に納得し、それを受け容れるようになった帝政の始まりには、金貨でもその表面に、皇帝の顔が刻まれるように変わった。
紀元前29年~前19年:統治前期(アウグストゥス34歳~44歳)
「パクス・ロマーナ」とはローマの平和、この後約200年続く繁栄と平和の時代を表す言葉である。カエサルの後を継いだアウグストゥスはなかなかの曲者である。表面的には共和政治のような印象を与えながらジワジワと帝政の布石を打って行くのだった。
数多くの改革、施策を実行。以下に列挙。
・国勢調査
・霊廟建設
・情報公開
・元老院議員の削減
・共和制復帰宣言
・内閣の創設
・属州統治の基本方針策定
・イベリア半島の完全制覇
・国税庁、食糧庁の創設
・通貨改革
・パルティア(現イラン、イラク)との講和
・エジプトの灌漑工事、農地改革
え~この時、わがニッポンは今だ弥生時代、で、ごさいます(笑)。
しかし、この時点でローマ軍はスッラ、クラッススともパルティアに負けており戦で勝ちをおさめていない。いやはや、イラン、イラク、恐るべし・・・
◆カバーの金貨について
人々が、初代皇帝アウグストゥスの目指す「パクス・ロマーナ」に納得し、それを受け容れるようになった帝政の始まりには、金貨でもその表面に、皇帝の顔が刻まれるように変わった。