評価4
紀元前5年~紀元後14年:アウグストゥス統治後期(58歳~77歳)
初代ローマ皇帝・アウグストゥスは清廉潔白な人であった。と、いうことは、当然身内にも厳しく法の下の平等を貫いた。姦通罪に触れた自身の娘と孫娘を流刑、資産没収に処したのだった。
著者の言葉
「他のことは平等よりは公正を重んじても、法の実施だけは万人に平等であるのが法治国家である。ローマ人こそ、この意味で法治国家の創造者であった。」
「律儀で細かいことまで気を配る人であったローマ初代皇帝は、法とは、誰よりも上に立つ者が守ってこそ、下にある者にも強いることができるのを知っていた。」
安倍晋三に読んで欲しい本!
◆カバーの銀貨について
初代皇帝アウグストゥスは77歳で死にながら、せいぜいが30代にしか見えない顔しか残さなかった。帝政移行後の新生ローマが、若々しいイメージで象徴されることを考えての判断である。
紀元前5年~紀元後14年:アウグストゥス統治後期(58歳~77歳)
初代ローマ皇帝・アウグストゥスは清廉潔白な人であった。と、いうことは、当然身内にも厳しく法の下の平等を貫いた。姦通罪に触れた自身の娘と孫娘を流刑、資産没収に処したのだった。
著者の言葉
「他のことは平等よりは公正を重んじても、法の実施だけは万人に平等であるのが法治国家である。ローマ人こそ、この意味で法治国家の創造者であった。」
「律儀で細かいことまで気を配る人であったローマ初代皇帝は、法とは、誰よりも上に立つ者が守ってこそ、下にある者にも強いることができるのを知っていた。」
安倍晋三に読んで欲しい本!
◆カバーの銀貨について
初代皇帝アウグストゥスは77歳で死にながら、せいぜいが30代にしか見えない顔しか残さなかった。帝政移行後の新生ローマが、若々しいイメージで象徴されることを考えての判断である。