評価
連合赤軍事件関連ノンフィクション4冊目。
日本赤軍と東アジア反日武装戦線との関係性、東大紛争の経過が詳しく記されていてまた知識が増えた。
連合赤軍の「総括」に名を借りたリンチの描写が生々しく、永田洋子の残虐性が強調されている。森恒夫の赤軍派と永田の京浜安保共闘との力関係は、この本では森が永田に引きづられる関係となっている。どの本を読んでも森恒夫はダメなやつ。
しかし、よど号事件で北朝鮮に出国した田宮高麿が盛岡生まれだったことには驚いた! 周囲のみんなに聞いても知ってる人はいなかった。46年を経て知った真実。
【追伸】
日付、名前、人数などにちぐはぐな部分が多々あり少々びっくり。