まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

寂莫感

2014年09月25日 | 日記
9月中旬から退職日までの間、溜まっている年休の一部をとれることになり、プレサンデー毎日が始まって暦日2週間が経った。

最初の1週間は、「ああ、ようやく休みだぁ」という解放感というか、ゴーデンウィークのようなお休み感覚があって、のんびり家の片付けなどをしていたが、今は暇を持て余し始めている。

年休に入ってからは、朝7時過ぎからなっていた携帯電話での業務連絡も当然のことながら辞めることが決まった人間には入ってこない。
こちらも多少気になることがあっても辞める人間が気をもむことでもないので、電話することもない。
煩わしいストレスになっていた携帯電話も今は静かなものだ。

出勤という強制力がないので、朝ものんびりしたものだが、何か用事を作らないと引きこもり状態。人と会い、会話をすることのない日もある。

こうなってみると社会から取り残されているような寂しさもある。

昨日、後任との引き継ぎを済ませた。
若く気力ある明るい人で、職場の仲間たちにはとても良い結果になったと思う。これで今の職場に向後の憂いはなくなった。
鞄の中に残っていた名刺も、もう使うこともないので捨てた。

たくさんの人に囲まれていた時間軸からみると寂莫感はあるが、今回退職しなかったとしても、あと数年で間違いなく訪れる現実だ。
多少余力のある内に辞めるので、残っているパワーではやくこの現実を受け入れて、家庭や地域に軸足を置いた生活に切り替えて、前向きにハリのある時間を送って行きたい。

これからは、会社がやることを示してくれない。自分でやることを見つけて動かないと、のんびりどころか腐ってしまいそうだ。シルバーパワーで主体性・自立性をもう一度鍛えなければと思ったりしている。
コメント
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