まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

あんな災害、こんな災害

2020年12月26日 | 日記

近くの街の養鶏場で鳥インフルエンザがでて、116万羽もの鶏が殺処分となっているらしい。

田舎部での新型コロナウイルスの感染もじわじわとくる中での大きな脅威である。

物を物理的に壊し、人命をも奪っていく地震、風水害を災害と思ってきたけれど、ウイルスという自然の脅威は、目見えないだけに人の心に疑心暗鬼を生み、いろいろな問題を引き起こす厄介な災害だ。

物理的災害では、人は助け合い、絆を深める話を多く聞くけれど、ウイルスのような自然災害では、孤立化し、他を攻撃するような話題が多い。

人の本質というのは、どっちなのだろう?と思う。

H5型の鳥インフルエンザは、人に感染した場合、発熱、咳など一般的なインフルエンザと同様の症状から、多臓器不全に至る重症なものまで様々な症状らしい。

普通の風邪、一般のインフルエンザ、新型コロナ、鳥インフルエンザの症状は普通の生活者には判断できない。

発熱、咳などの症状が出たら、無理をせず家に引きこもって、家族にうつさないために、気休めでも、マスクをつけ様子をみる。

長期化、重症化するようなら医療機関に電話等で相談する。

その程度しか対処の方法は思い浮かばない。

卵や鶏肉を食べることにより、鳥インフルエンザウイルスが人に感染することは世界的にも報告さていないらしい。

人が風評被害を起こし、スーパー等にある商品まで買い控えると、いつも生活を支えてくれている問題の出ていない養鶏業者さんにも大きなダメージをあたえることになる。

発生した養鶏場、大量に処分された鶏には申し訳ないけれど、風評被害で卵や肉が売れないというようなことがないよう祈りたい。

これも新しい形の災害。
難しい世の中である。

 

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