車のパンク対策を気にしつつも、すっかり芽が出てしまったジャガイモの植え付けをおこなった。
一輪車に種芋や道具を積み込んで、畑まででかけ、作業を終えて、さて帰ろうか。
ややや。
いつもの調子で押しても、一輪車が進まない。
パンクである。
家を出たときは空気が入っていたので、道中か畑の中で棘などを踏んだのかもしれない。
急ぎ家に戻って、手押しの空気入れをもってきて、パンパンに入れて、大急ぎに押して、家に帰り着いた。(笑)
字田舎のわが家の村にも、昭和の頃は三軒も自転車屋さんがあって、パンクなども直してくれたものだが、今は後継者もなく、みな閉店。
時代である。
修理を依頼するには、パンクした一輪車や自転車を軽トラなどに積み込んで、街まで運び、量販店のようなところで直してもらうしかない。
普段お付き合いがないし、もう廃棄物に近いようなブツを持ち込むのだから、あまりいい顔をされない。仕方がない。(笑)
一方で、必要性というものは、眠っている能力を引き出すものらしく、いつの頃からか、パンク修理も、100均で買った修理グッズで自分でできるようになった。
今回もさっそく修理グッズをだしてみたのだけれど、一度口をあけたチューブ式のパンクのりが固まってしまい出てこない。(涙)
瞬間接着剤もそうだけれど、この手のものは、便利で有り難いが、たまにしか使わないので、一回で使い切らないと、だいたいこのパターン。
いざという時使えない。
街の100均に買いに行こうかとも思ったものの、いつものAmazonさんを検索してみたら、昔、村の自転車屋さんが使っていたデザインの缶入りのパンクのりが目にとまった。
缶入りで量もあり、税込み送料込み310円也。
懐かしいデザインも気になったのだけれど、街の100均までの往復のガソリン代を含めて考えると、出ていくお金は変わらないので、今回はこっちを買ってみた。
昨日、到着。
パンク修理の手順は、身についているので、30分ほどで、先程修理完了。
手持ちのパンク修理ツールは、タイヤのチューブの修理の他にも、農作業用の長靴の穴補修など、意外に助けられているけれど、なにせ、使う頻度は低い。
今回使ったのりの量もわずかなので、蓋をガッチリ圧着。
固まらないといいなぁ、と期待している。
車のパンクは、この修理ツールでは直せない。
とにかく、近くのガソリンスタンドか修理工場まで移動できる、応急ツールを見つけたいなぁ、と思っている。