私の交通誘導のシルバーバイトは、基本、夜勤、水曜、土曜、日曜はなし、なのだけれど、昨晩、連絡があって、「なんとかお願いします」とのことだったので、道路工事の片交の誘導作業についた。
初めて方との無線を使った作業で、こんなとき、相手の方の力量、癖などを探るのにまず注力する。
朝の挨拶では普通の方だったのだけれど、作業が始まったら、初っ端から、「無線が全然聞こえないぞ!」と怒鳴り始めた。
実は、私の方も、受信状態は、ぷちぷち切れはっきり聞き取れない。
この方はせっかちなようで、通話スイッチを押して話し出すタイミングが早いので、通話の頭が切れてしまってどうにもこうにも。
こちらが、「おいこら!」と怒鳴りたい(気もちょっと湧いたが)。
そんな状態だった。
そうは言っても通行者はある。
聞き取れた情報で想像しながら、センターの動きを目視で確認しながら作業していた。
ひとまず、センターにいるリーダーに確認したら、「全然問題なく良好だよ!」という。
以前にもこんなことがあったのだけれど、自分に不都合が起こると、まず他のせいにするタイプの人だ。こういうタイプは、何をしてものびないなぁ。
自分の無線機の電池容量を確認、インカムをつけている場合はそれに起因した不具合もよくあるので外してみる。
まず、そんな自分側を疑ってみるべきである。
「全然」という割には会話が通じている感もあったので、その上で不調ならセンターにいるリーダーに合図で示し中継をしてもらうなどしつつ、相手側(私)に改善要望をすべきである。
自と他。
これを表裏に考えながら、利他を優先させる。
これが結局、人間関係を上手く運び、ひいては、自分がラクに暮らせるということのだろう。
怒り、怒鳴っても、私には通じなかったけれど、敵を作るだけだ。
なるほど、と思った瞬間だった。
ちなみに、本日の相方、無線での応答がしばしば欠ける。(聞こえているなかなぁとセンターの動きを目視しつつ自分側の車を余計に止まったもらった)
私の方から「流すよ」という呼びかけに「了解」と応じ、まだ目の前をこちらの車が流れる前から、「接近車両流すよ」と言ってくる。(さっきあなたが流していいよって言ったばかりじゃないか。最後の車のコールをするまで止めておきなさいよ)
「無線をよく聞いてください」と注意すると、「お前の反応が遅いんだよ!」と怒声。
まったく意味不明な会話。
でも、ご当人は得意になって仕切っている感が伝わってきた。
ずっとこんな一日だった。
大変失礼だけれど、認知症が進んでいるのではないかとも感じた。
字田舎には仕事は少ないので、交通誘導のジイサマにはこいう御仁が少なからず含まれている。
誘導は、あくまで『補助』
誘導員を見たら注意して減速!
その後の責任は、ハンドルを握り、アクセルを踏む、公安委員会からライセンスをもらっているドライバーさん、あなたです。
交通安全、宜しくおねがいします。
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