1月4日 めざましテレビ
金星を回る軌道に入れなかった探査機「あかつき」について、
宇宙航空研究開発機構が、現在の軌道を微修正して金星周辺の小惑星も
観測させる方向で検討していることがわかった。
「あかつき」は金星を回る軌道に入れずに、2010年12月失敗。
金星の内側、太陽を回る軌道にいるが、
次に金星に近づく2016年12月に再挑戦の予定。
しかし、6年後の「あかつき」は、燃料がぎりぎりの状態で
観測機器も設計寿命を越えていることから、
たとえ金星の軌道に入ることが出来ても予定通り金星を観測するのは厳しい。
6年後の金星再接近までを有効利用しようという考えで、
金星の近くの小惑星も「あかつき」に観測させようというわけである。
この観測が出来ると貴重なデータがとれる。
これまでに観測された小惑星というのは
いずれも太陽を中心にしてみると地球よりも外側のもので
これまでの主な探査機による地球より太陽に近い、
つまり内側の小惑星の観測記録はない。
太陽に近い小惑星の成分を分析して太陽の光や熱の影響を見ることが出来る。
宇宙航空研究開発機構では現在詳しい軌道の計算を進めている。
人類が、初めて宇宙へ飛んだ50年の節目にあたる今年、
1998年から進められてきた国債宇宙ステーション(ISS)が完成する。
また述べ800人を宇宙に運んだNASAの「スペースシャトル」が6月に引退する予定。
人類の宇宙開発はひとつ区切りを迎える。
2011年
5月末 古川聡飛行士 ソユーズ宇宙船で出発
6月2日 部分日食(東北、北海道)
6月16日 皆既月食(一部地域)
10月 9日 10月りゅう座流星群ピーク
12月10日 皆既月食井(全国)