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新車販売1806万台 中国2年連続世界一

2011-01-14 22:18:18 | 報道/ニュース
  1月11日 めざましテレビ


  2010年の新車販売台数
   日本    495万台
   アメリカ 1158万台
   中国   1806万台

  中国の業界団体が10日に発表した2010年の新車販売台数は、
  前の年より32,4%増えて1806万1900台でアメリカを大きく上回り
  2年連続で世界一となった。

  これまでに最も車が売れたのは、2000年のアメリカで1740万台だったが、
  これを抜き、中国が国別で史上最多の数字になった。
  背景には、まず、高い経済成長がある。
  このほか減税や農村対象の補助金などの政府の普及促進策がある。

  中国の新車販売台数はここ数年で急速に増えた。
  新車販売の増加に伴い、保有台数も膨張していて、
  中国では渋滞や公害が大きな社会問題となっている。
  中国・北京市は渋滞対策として、
  今年からナンバープレートの発給を去年の3分の1に制限したが、
  1月の競争率は約10倍になったということである。
  
  日本車は中国では苦戦している。
  2010年の中国での販売台数をみてみると
   ゼネラルモーターズ(米)  235万1610
   フォルクスワーゲン(独)  192万3500
   日産自動車          102万3638
   トヨタ自動車          84万6000
   ホンダ              64万6631
   マツダ              23万9709

  日本車が中国市場で苦戦する理由は、
  ○性能にこだわるあまり価格が高い。
    (中国大手に人気小型車約38万円~50万円、日産マーチ約100万円)
  ○車種が少なく選択肢が少ない。
  ○日本車のブランド力が低い。
  
  日本ブランド戦略研究所
  「日本車は高品質だが、高級感や運転の楽しさがなく、
   “平凡な車”と受け止められている。」

  環境対応車(EV・HV)が中国では売れない。
  “初めてのマイカー”という人が多く、価格やカッコよさが重視されて
  エコカーを選ばない。

  以上のように、世界最大のマーケットで苦戦が続く日本勢だが
  今年は巻き返しを期待したい。



















  



   



  




























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