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リゾート国が一転・・・ “ジャスミン革命”とは

2011-01-26 13:49:01 | 報道/ニュース

  23日 サンデーモーニング


  地中海を臨む北アフリカの国、TUNISIA。
  透き通った青空の下、チュニジアン・ブルーの愛称で知られる美しい国である。
  世界遺産のカルタゴ遺跡でも知られる一大観光地だが
  その国で“アラブ初”の「民衆による革命」といわれる政変が起こった。
  国のを象徴する花の名をとって“ジャスミン革命”と名づけられたわずか1ヶ月の政変で
  23年にわたり独裁を続けたベンアリ大統領は国外に亡命した。

  先月、大統領は日本との経済協力を確認していたばかりだった。

  欧米など先進国からの投資を積極的に受け入れ安定を続けていた国で
  何が起きたのか。

  きっかけは、26歳の青年が街頭での野菜販売を警察に摘発され、
  去年12月焼身自殺を遂げた。
  これに職のない若者たちが共感しデモの様子などを次々とインターネットに投稿。
  抗議の輪が広がり一気に爆発した。

  また背景には、物価の高騰や政治腐敗への不満があった。
  大統領や親族は経済権益を独占していた。
  チュニジアでは暫定政権発足後も、
  前政権の閣僚が留任したことなどを理由にデモが続いている。

  今回の政変に対し、独裁政権の隣国リビアの指導者カダフィ大佐
  「国や大統領、政府、議会を変えるのにこのような犠牲は必要ない。」

  この動きは一国にとどまらない様相を呈している。
  エジプト・カイロでは、男性が貧困に抗議して焼身自殺を図った。
  イエメンやヨルダンで大規模な反政府でもが起きるなど、
  アラブ各国で大きな問題となりつつある。

  アラブ連盟 ムーサ事務局長
  「チュニジアの革命は他のアラブの社会的・経済的発展から見ても遠い話ではない。」

  専門家からは、今回の政変がアラブ諸国にとって、
  新しい歴史の1ページになり得るという見方も出ている。



       チュニジア ベンアリ大統領 23年→亡命 報道自由度:164位
       モロッコ  モハメッド6世国王 11年  報道自由度:135位
       ヨルダン  アブドラ国王    11年  報道自由度:120位
       サウジアラビア アブドラ国王   5年  報道自由度:157位
       アルジェリア プーテフリカ国王 11年  報道自由度:133位
       リビア     カダフィ大佐   41年  報道自由度:160位
       エジプト   ムバラク大統領  29年  報道自由度:127位
       イエメン    サレハ大統領  20年  報道自由度:170位
       オマーン    カブース国王  40年  報道自由度:124位










  

















  




























  
 
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