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ネット情報を厳選 広がる“まとめサイト”

2012-12-21 09:03:03 | 報道/ニュース


  12月19日 NHKおはよう日本


  インターネットで検索をしても情報が多すぎて困った時に便利だと注目されているのが
  “まとめサイト”。
  企業の公式サイトや一般の人たちが書き込んだツイッターやブログ
  こういったネット上に散らばった成功をテーマごとに人が選んで提供されている。
  18日夜 東京都内で開かれたまとめサイトのコンテストの表彰式。
  (主催者)
  「コンテンツの種類がいろいろなソースから持ってきているのがウェブらしい。」
  まとめサイトはここ最近利用者が大幅に増え
  コンテストにも300件超の応募があった。
  (利用者)
  「時間短縮でき
   今まで気づかなかった見たことがなかった情報に触れられて便利。」
  「自分が知りたいものがカテゴライズされ一覧で出てくるので助かる。」

  まとめサイトの最大の特徴はテーマごとに人が選んだ情報を見られること。
  コンテストで優勝したウェブデザイナーの萩原加奈子さん。
  ある日 萩原さんが注目したのは冬場においしい“おしるこ”。
  (萩原加奈子さん)
  「情報はいつも検索して口コミとおいしそうな画像を集めてきている。」
  検索サイトで気に入った写真を選び
  地図や店の特徴などコメントを加えてまとめていく。
  約1時間後 それまで別々のサイトを見なければわからなかった情報が
  一つのページで見られるようになった。
  (萩原加奈子さん)
  「楽しくまとめためたものを出すことで皆さんから反応がたくさん来る。
   読んだ人たちが楽しくなってくれることにとてもやりがいを感じている。」

  まとめサイトには萩原さんがまとめたような店の情報や料理のレシピ
  最近の時事問題などがテーマごとに並んでいる。
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  まとめサイトを運営する会社はサイトに掲載する広告量で収入を得て
  投稿者にはアクセス数に応じて報奨金を出している。
  この会社のまとめサイトだけで利用者は約3,300万人にのぼっている。
  (まとめサイト運営会社 島村武志さん)
  「もっともっといろんな人が自分の目利きで情報を整理して伝え合うことで
   人にしかわからない経験・体験・知識を知りたいと思う人に届けていきたい。」

  こうしたまとめサイトは広がっている一方
  著作権上の問題も指摘されている。
  ウソの情報が投降されたりすることもあって削除などの対策が進められている。
  

  
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