本日、大阪市の平野区民ホールで、大阪府中学生秋の演劇祭があり、三中演劇部が出演しました。
三中の演劇のタイトルは、「悲しみをのりこえて」。3年生が引退したあと、1・2年生だけで上演しました。
14歳の桜は中学2年生。去年に大親友の彩がハワイへ行く途中に、飛行機が墜落して亡くなりました。
桜はショックで立ち直れず、お母さんやお姉ちゃんにあたってばかりでした。
そんな桜でしたが、彩ちゃんの手紙やお姉ちゃんの言葉のおかげで立ち直っていく。
このようなストーリーでした。三中が演じている途中に、たまたま和歌山を震源とする震度4の地震があり、平野区民ホールも、けっこう長い間ゆれましたが、セリフを止めたりすることなく、演じきりました。
セリフが明瞭で聴きとりやすく、人の話を聞いて反応するという演劇の基本ができていました。
3年生も応援に来てくれ、後輩にコメントをくれました。さすがに3年生という内容でした。
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午後からは、メイプルホールで「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」授与式がありました。
このアカデミーは、平成22年の国民読書年をきっかけに始まりました。市内各小中学校の子どもたちが支持する本を投票して、賞が5つきまります。
授賞式は、市内の小・中学校の児童生徒たちが司会進行から受賞作家へのオスカー像贈呈やインタビューまで、運営を担当します。
司会はとどろみの森学園の生徒が務め、オスカー像を作家に渡すプレゼンターとして3年生の荒井さん、近藤さん、藤尾さんが出場しました。
また、作家に渡す手紙の表紙のイラストは、前田さんが描きました。
4月の調査では、「読書が好きである」と答えた生徒は、三中で約58パーセントであり、全国平均では約70パーセントという状況でした。
アカデミーのような機会を通し、読書への関心をさらに高めてほしいところです。