子どもがよくないことをしたときには、大人は叱らなければなりません。
しかし、やたらと厳しく叱りてつけれはいいというものではありません。
子どもをは叱るときには、相手が自分の叱責の言葉を受け入れることができるキャパシティがどれだけあるかを考えなければなりません。
例えば、語彙の少ない子に、大人が使うような難しい言葉を使っても相手は理解できません。
思考力が十分でない子に、論理的に説き、「考えなさい」と迫っても、考えられないかもしれません。
とくに、中1段階では個人差が大きいものです。相手の受容量を考慮して話さなければならないと思います。
叱るだけでなく、教師が生徒を指導するときも同様です。
「こんなふうになってほしい」という目標を高くもてばいいというものではありません。
その生徒が実行できる範疇に入るかどうかをしっかりと考慮しなければならないと思います。