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教師は、一般的にいって「教えたがり」です。
生徒よりも、知識をたくさんもっています。
teacher:
「それはね、こうなってこうなるので、こうなんだよ」
student:
「あっ、そうか」
この会話により、教師は自分が役に立っていると思い、満足します。
という点では、教えることが好きなのです。
私も前はそうでした。それが、教師の役割だと思っていました。
たしかに、それも教師の役割ですが、いまは、それは教師の役割の一つに過ぎないと考えいます。
あるとき、金八生徒のセリフを聞いて、考えました。
そのセリフとは・・・
「人から学ぼうとする人は、何からでも学べる。
人に教えようとする人は、何も学べない。」
でした。
これは、安易な教えたがりになるより、人の話や行動から学びなさい、という意味に、私は解釈します。
「生徒から学ぶ」という視点が必要になります。
また、よく似た言葉に、「教えることは、学ぶことである」があります。
これは、他者に教えるためには、あいまいさがないように確認したり、教えると自分がわかっていなかったことにも気づくので、結局は、学ぶことになるという意味でしょう。
教師こそ、学ばなければなりません。
(写真と本文の内容は、関係ありません。)