森鴎外は1962年に生まれ、1922年に没した日本を代表する小説家です。医師でありながらも創作意欲が高く、優れた作品を残しています。
彼はドイツに留学している間に、西洋文学の影響を色濃く受けたようで、彼の思想の中に根付いています。
「日の光が藉(か)りて照る大いなる月たらんよりは、自ら光を放つ小さき灯火(とうか)たれ」。(『知恵袋』より)
この言葉は、人やものにもたれかかるのではなく、自主と独立の態度で生きよ、という意味に解釈します。
また、よく似た言葉を同じく『知恵袋』の中で、あらわしています。
「人の光を藉(か)りて我が光を増さんと欲する勿(なか)れ」。
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