サンゴ礁は沖縄の多くのビーチでふつうに見ることができましたが、最近は白化現象が起こっています。
地球温暖化の影響で、海水の温度が高くなりそれが続くとサンゴの骨格が透けてきて白く見えるようになってしまいます。
白化現象が長く続くとサンゴは死んでしまいます。
また、沖縄では砂浜から安全に入ることができるビーチは、一般的にいって遊泳ができるので生育場所が踏み荒らされます。
その結果、いま健全なサンゴ礁を見ることができるビーチは、残念ですが数少なくなっているそうです。
いまはSDGs(国連の「持続可能な開発目標」)の取り組みが世界で展開されていますが、サンゴ礁に関するSDGsとは、サンゴを保全しながら海を利用する取り組みになります。
学校教育関係者にとっては、業務上で沖縄といえば修学旅行ですが、修学旅行の中でSDGs教育を行えるビーチはさほど多くありませんが、宮古島にはあります。
カヤッファビーチです。ここでは熱帯魚の餌付けを禁止しており、自然のままの動きをします。
大きくなったサンゴはもちろん、石や岩にくっついて育つサンゴの赤ちゃんに触れないルールが導入されて長年になります。
シュノーケリングだけで100種類ほどのサンゴを見ることができるのです。
事前のSDGs学習をサンゴ礁の現実として学校で行い、環境を荒らさないようシュノーケリングでサンゴを観察する活動を修学旅行で行います。
帰ってきてから自分たちがサンゴ保全について、あるいはその他の環境保全に関してでも、SDGsとしてできることを検討する。
このような修学旅行の学習プログラムを展開できるのが宮古島です。
このような修学旅行の学習プログラムを展開できるのが宮古島です。
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