子どもが夢をもつことは大切であると言われます。
Dreams come true.というように、夢は実現するものです。
しかし、自分の目標や夢をなかなかもてない中学生がいます
それはなぜでしょうか?
その理由にはいろいろとあるでしょうが、一つには、夢の押しつけなっているからと考えることができます。
①人に押しつけられた夢
「自分の目標をもって、それにむけ努力をしなさい」とまわりのおとなが言っているということはないでしょうか。
もちろん、子どもも最初はテレビなどで見て、自分もあのようにフィギュアスケートの選手になりたいとか、サッカー選手の活躍を見て、プロのサッカー選手になれればいいな。
アイドルが、キレのいいダンスを見せているのを眺めて、アイドルになりたいと思う子もいるでしょう。
子どもは、ほのかな夢やあこがれとして思ったとします。
しかし、いまは親の力の入れようが昔とはちがいます。
私が、部活の顧問をしていたころは、親御さんが試合会場に来て応援することなど皆無でした。
生徒と顧問だけで、中学校の代表として対戦をしたものです、
しかし、いまや両親は言うに及ばず、おじいちゃんやおばあちゃんまで応援に来られることもあります。
公式試合でなく、練習試合でも、家族が応援に来られる場合もあります。
ことわっておきますが、私は家族が応援に来なくていいと言っているのではありません。
今の時代は、部活の大会に家族が応援するのが普通である、いや、保護者が部活の運営を助けてくれているという面もあります。
ただ、子どもの才能を伸ばすのに、保護者も必死になりすぎることから、子どもはほのかな夢として捉えていても、それだけでおさまらないという事情があります。
わが子の可能性を伸ばせるかもしれないと親がスポーツクラブや習い事に通わせることに躍起になりますが、いつの間にか子どもはそこまで強い意志でないので、「やらされ感」を、感じる場合があります。
中学生にとなると、子どもは他の子と比べて、力の差を歴然と感じるものです。
それでも、努力を強いられと、押しつけと感じてしまいます。
中学生が目標や夢をもちにくい理由
②子どもの責任となる
「あなたが、習いたいと言ったことでしょう」と子どもに言うこともあるでしょう。
たしかに、習いたいと子どもから言いました。
でも、いい結果を出せなかったり、途中でやめたいと思っても、親からこのように迫られると、子どものたつ背がないのです。
もう、あやふやな気持ちでやりたいとか、なりたいと言わないでおこう。
こう、思うかもしれません。
以上、中学生が夢や目標をもちにくい理由を二つあげました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます