大学の中には、新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い、後期も引き続きオンライン授業の継続を決めたところがあります。
児童・生徒・学生は、今後、「新しい学校生活の様式」で学習していきます。
新しい学校生活では、新型コロナウイルスが収束しても、以前のような対面式授業だけのスタイルに戻ることはないのではないかと予想されます。
つまり、三密を避ける必要がなくなり、対面式授業・講義ができるようになっても、オンライン授業も残り、併用していく学校生活に変わっていくのでないかということです。
ところで、大学の先生と小中高の先生の授業観は、本質的に違う性質のものです。
多くの場合、大学の先生は、講義や授業をしますが、本命は論文を書くなどの自身の研究活動にあります。
一方、小中高の先生は、児童生徒に学力をつけるため、授業をすることそのものが仕事の中心となります。
その意味で、同じ空間に授業者と学習者がいっしょにいるという対面式の大切さは、大学と小中高では異なるのです。
その異なる点はあるにせよ、新型コロナウイルス感染症収束後も、オンライン授業は何らかの形で残っていくのです。
それほど、ICTを活用するのが当然という社会や教育に変わってきているのが、時代の流れです。
新型コロナウイルスは、じつはオンライン学習の導入という、その時代の流れを加速させるきっかけになったという見方を、私はしています。
さて、オンライン授業は、対面式授業とちがい、工夫をしなけれればならない点がいくつかあります。
とくに、教師がずっと話して授業を進めていき、学習者が受け身で聞くことが多いという「一方通行」のオンライン授業の場合について述べます。
そのような「双方向」でないオンライン授業の場合は、対面の授業とちがい、学習者が得る視覚情報は画面からだけになります。
教室でなら、友だちの発言や動きに関心をもったり、おもしろい場面でクスっと笑ったり、ときには教室に虫が入ってきて、キャーキャーというハプニングもたまにはあったりして、飽きることが少ないのです。
ですから、オンラインの場合は、子どもの興味関心を持続させるための工夫や課題の出し方が必要です。また、宿題の提出の期限やメールによる働きかけなども必要となります。
「双方向」のオンライン授業の場合は・・・、
画面を通して見える児童生徒の様子や表情をよく見ながら、説明はコンパクトにして、児童生徒が発言できる時間を多くとり、他の児童生徒はそれを聞き、全体のものとする。
さて、オンライン授業は、対面式授業とちがい、工夫をしなけれればならない点がいくつかあります。
とくに、教師がずっと話して授業を進めていき、学習者が受け身で聞くことが多いという「一方通行」のオンライン授業の場合について述べます。
そのような「双方向」でないオンライン授業の場合は、対面の授業とちがい、学習者が得る視覚情報は画面からだけになります。
教室でなら、友だちの発言や動きに関心をもったり、おもしろい場面でクスっと笑ったり、ときには教室に虫が入ってきて、キャーキャーというハプニングもたまにはあったりして、飽きることが少ないのです。
ですから、オンラインの場合は、子どもの興味関心を持続させるための工夫や課題の出し方が必要です。また、宿題の提出の期限やメールによる働きかけなども必要となります。
「双方向」のオンライン授業の場合は・・・、
画面を通して見える児童生徒の様子や表情をよく見ながら、説明はコンパクトにして、児童生徒が発言できる時間を多くとり、他の児童生徒はそれを聞き、全体のものとする。
また児童生徒が学習課題に取り組む過程で、よく思考できる時間配分を考えます。
このような工夫をしながら、試行錯誤してやればいいと思います。
このような工夫をしながら、試行錯誤してやればいいと思います。
オンライン授業のもつ可能性に期待して、「やってみよう」とチャレンジすれば、徐々に効果の上がるオンライン授業になると考えます。
要するに、学校の学習は、今後、学校の授業でないとできない学習内容と家庭学習で行う学習内容に分けて行います。
ですから、学校の授業と家庭学習をリンクさせ、学習指導要領が定める学習内容を履修するスタイルに変わっていくと、私は考えています。
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