「最近の若者は・・・」という言葉は、いつの時代にも聞きます。
そしてその言葉に続くのは、たいていマイナスの表現というかネガティブな言い方が多いように思います。
「いまの若い人は、何を考えているかわからない」とか言われることが多いのです。
もちろん一括りにはできませんが、ひとつの特徴として自分らしさを求め、自分らしい生きかたを志向する傾向が強いようです。
会社や組織に縛られたくない。自由に生きたい、プライベートな時間を大切にしたいという願いはあるようです。
あまり、周りの人と張り合うことを好まず、「自分は自分」と割り切っている点が見受けられます。
昭和やバブルの頃に現役を過ごしてきた人からみれば、「覇気がない、ものたりない」と思うのではないでしょうか。
しかし、これらの考え方はあまりあてにならないと、いまの大学生と接した実感から、わたし自身は考えています。
相手に働きかけ、必要なアドバイスをするだけで、学生は話し始め、語り始めます。そして表現も豊かにできます。
あと、固定的な考えではなく、自由な発想をします。参加型学習やグループ・ワーキングをすると、その表現力を発揮します。
自由詩を書かすと、新しい表現を使います。
また、「性的少数者は生産性がない」問うような考え方はしません。ある程度の多様性を受け入れるキャパをもって、自然に受け入れています。
大学生と向き合っていると、なかなか楽しいと感じる今日この頃です。
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