コロナウイルス感染拡大防止のため、各学校・大学では入学式をとりやめ、春の講義もオンラインで実施するところが増えています。
とはいえ、4月は、新しい出会いの時期です。
職場では、人事異動でかわってきた上司や部下、同僚と出会います。
学校では、新しい学校、新しい学年、新しいクラスで、生徒は新しい生徒や先生と出会います。
私たちは、新しい人と出会ったとき、その出会いは「偶然」だと考えるのがふつうです。
そうかもしれません。
しかし、たとえば中学生だった人が、入試で合格して、高校生になったときなど、そこでの出会いは「必然」だと考えることもできます。
映画「君の膵臓を食べたい」には、次のセリフがありました。
「私たちは皆、自分で選んでここに来たの。
偶然じゃない。運命なんかでもない。
君が今まで選んできた選択と、私が今までしてきた選択が私たちを会わせたの。
だから、私たちは自分の意思で出会ったんだよ」
このように出会いを考えたとき、私たちの出会いは「必然」だと言えるでしょう。
私は、この言葉を引用して、教え子が集まる同窓会で話をしたことがあります。
同窓生同士、教師と生徒の出会いなどは、出会うべくして出会ったので、このつながりは大事であると述べました。
4月、出会いを大切にしたいです。
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