箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

自分の意思で出会う

2020年04月17日 07時49分00秒 | 教育・子育てあれこれ



コロナウイルス感染拡大防止のため、各学校・大学では入学式をとりやめ、春の講義もオンラインで実施するところが増えています。

とはいえ、4月は、新しい出会いの時期です。

職場では、人事異動でかわってきた上司や部下、同僚と出会います。

学校では、新しい学校、新しい学年、新しいクラスで、生徒は新しい生徒や先生と出会います。

私たちは、新しい人と出会ったとき、その出会いは「偶然」だと考えるのがふつうです。

そうかもしれません。

しかし、たとえば中学生だった人が、入試で合格して、高校生になったときなど、そこでの出会いは「必然」だと考えることもできます。

映画「君の膵臓を食べたい」には、次のセリフがありました。

「私たちは皆、自分で選んでここに来たの。
偶然じゃない。運命なんかでもない。
君が今まで選んできた選択と、私が今までしてきた選択が私たちを会わせたの。
だから、私たちは自分の意思で出会ったんだよ」

このように出会いを考えたとき、私たちの出会いは「必然」だと言えるでしょう。

私は、この言葉を引用して、教え子が集まる同窓会で話をしたことがあります。

同窓生同士、教師と生徒の出会いなどは、出会うべくして出会ったので、このつながりは大事であると述べました。

4月、出会いを大切にしたいです。


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