箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

答えはいつも自分のなかにある

2023年07月08日 08時43分00秒 | 教育・子育てあれこれ

私はよく教職経験の少ない若い教員から、教育実践にかかわる質問を受けることがあります。

①学校では、教員はいつ頃からパソコンを仕事に使うようになったのですか?

②学校の教員が地域のイベントに、なぜ参加した方がいいのですか?

①に対する答え
1990年代の中頃からです。1998年にはWindows98が売り出され、それから一挙に使う教員が増えました。

この答え方は事実は事実として伝えています。

②に対する答え
休みの日に、学級担任をしているクラスの生徒が、休日に地域のイベントに出演しているのを見に行く。

そうすると、翌日の月曜日、その生徒と会話ができます。生徒から「先生、昨日は見に来てくれてありがとう」。担任が「学校だけでなく、地域でもがんばっているんだね」。


わたしは、それで生徒との人間関係を深めてきました。

しかし、それは誰にでも勧められることとは限りません。

休日に出勤しています。
教師と生徒との関係は、学校の中で築き、深めるものである。

そのような考えもあります。

ですから、言えるのは次のことです。

人の話に答えを求めてはいけない。答えはいつも自分の中にある。

要は、わたしの経験を聴き、アドバイスはアドバイスとして受けたとしても、自分で考え、自分がどうするかの答えは、自分で見つけなければならないということなのです


2 コメント

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Unknown (さくらもち)
2023-07-08 09:07:40
本当にその通りです。欧米思考で責任転嫁の悪いクセが日本人にもついてしまいました。素晴らしい記事なので、私のブログでも紹介させて下さい。
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Unknown (mi3chu-kocho )
2023-07-09 09:07:20
ありがとうございます。
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