関西の私鉄のなかでも阪急電車の茶色は「マルーン」と言われる独特の色です。
ゴールデンオリーブ色のシートは高級なものが歴代使われています。
(以上は2020年3月15日のわたしのブログより)
阪急電車の神戸線が今年、開業100年となりました。
私は、大学のとき通学で乗るようになり、当時、宝塚線に慣れていた私は、大阪から神戸へ続くという、ある意味の洗練さと「カッコよさ」に惹かれたのを思い出します。
また、宝塚線とちがい、駅と駅の距離が遠く、それを高速で走る「特急」は、大阪市→伊丹市→尼崎市→西宮市→芦屋市→神戸市へとつながり、今でも車窓からの風景には、飽きないものがあります。
また、阪急電車神戸線の南にはJRが走り、またその南には阪神電車が並行して走っています。
1995年の阪神大震災では、高架の駅や陸橋が倒れるなど大きな被害を受けました。三宮の神戸阪急ビルも崩れました。
それでも、とりあえず西宮北口まではすぐに開通したので、私も西宮北口まで阪急電車に乗り、そこから徒歩で被災地に向かったのを覚えています。
それからは、阪急電鉄は不眠不休で工事をして、6月ごろには完全復旧を果たしました。
そのような歴史を経て、100周年を迎えた阪急神戸線。神戸阪急ビルは建て替えられ、来年には地上30階ほどのビルが完成すると聞きます。
阪急神戸線は、今後も大阪-神戸を結ぶいちばん山手の電車として君臨し続けるでしょう。
「阪急電車」という曲があります。
歌詞の一部を記します。
現実を見るより
遠い理想ばかり眺めてた Ah
二度と戻らない青春は
窓に広がった懐かしい光
何を見逃してしまったか?
答え探してる阪急電車
走り去って行く風景は
何もあの頃と変わってないのに
愛を知らぬ間に通過して
切なくなって来た阪急電車
いつも乗っていた快速は
沈む太陽と全てを知ってる
夢はどの駅で降りたのか?
一人 ドアのそば阪急電車
遠い理想ばかり眺めてた Ah
二度と戻らない青春は
窓に広がった懐かしい光
何を見逃してしまったか?
答え探してる阪急電車
走り去って行く風景は
何もあの頃と変わってないのに
愛を知らぬ間に通過して
切なくなって来た阪急電車
いつも乗っていた快速は
沈む太陽と全てを知ってる
夢はどの駅で降りたのか?
一人 ドアのそば阪急電車
(NMB48 「阪急電車」[2018年 作詞 秋元康]の歌詞を一部掲載させてもらいました。)
阪急電車神戸線にも、車窓から見える風景を見て、人それぞれに若き日を思い出す人もいるでしょう。
私自身がそうです。何か切なくなってきました。
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