箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

どんな教師に出会うか

2021年06月07日 07時17分00秒 | 教育・子育てあれこれ


わたしは、少しですが家で畑に野菜を植え、育てています。

水やりや肥料が十分かそうでないかで、野菜の育ちは大きく変わります。とくに、適切に肥料を入れた、よく肥えた土ではよく育ちます。

そのような条件を整えても、ちがいが生まれることもあります。

それは、野菜にかける愛情です。

愛すれば育ちます。憎めば枯れます。

これは、教育にも通じるのではないでしょうか。

子どもを愛することは、教師にとって必要な資質です。

ていねいに子どもに愛情をかけると、子どもはそれを受けて成長します。

でも、子どもを愛する教師でないと、子どもの才能は引き出せず、成長が止まるのです。

子どものなかには素直になれず、なかには反抗する子もいます。なかなか人間関係が深まりにくい子もいます。

でも、子どもにとって、学齢期は長くはありません。

その学齢期の間に、どんな教師と出会うかは、子どもはふつう選べません。

だからこそ、縁あってその子の担当になった教師は、子どもへの愛情を注ぐことができる人であってほしいと願います。


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