亀井三千代 HP/Michiyo Kamei official web site
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→前回の続き
書家の小川移山先生のご自宅に伺う。
ご自宅にはチェコ人の夫婦がいらしていて
チェコ料理を振るまってくれた。
10人ほどで料理をいただき、飲み、話しもはずむ。
写真が悪いけれども
これ蒸しパンだそうで
それが肉と野菜と一緒にホワイトソースで煮込んである。
蒸しパンを例えるなら水団みたいな噛みごたえ。
だけどスポンジ状なのでスープが中まで染みこんで美味しい!
初めての食感に感激しました。
それと、大好きなヤギのチーズと
酸味のある素朴な黒パン。
NASA* で働いていたというご主人は
アメリカで地質学の研究をしたあと、
火星の地質の研究に加わった。
人類、地球生物の祖先は火星からきたのではないかと
本気で仮説をたてているのだそうだ。
また、そのご主人は
死んだら自分の脳を凍結させて
何百年後かの研究に役立てたいのだという。
そのころには、
凍結された脳から人が創れるはずだから
その研究のためなら、自分の身体をどう使われてもかまわないのだそうだ。
現在はチェコに戻り、
老いを病と考えて、死なない身体を研究するような学会(?)にも属しているそうで
あり得ない話しなのだが
夢は(あり得ないようなことでも)持ち続ける方が良いのだと
そしてまた、何をやるにも遅くはないと
静かに語ってくれました。
それはとても励ましになるけれども
話しが未来すぎる!!
内容がぶっとんでいて「SFかい」
と内心つっこみを入れていたが
彼にとったら私は無知で時代遅れも甚だしいのかもしれません!
何百年も先を普通に生きている
スケールのデカい夜でした。
志木の菜の花畑
*NASA http://www.nasa.gov/
http://apod.nasa.gov/apod/astropix.html