Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

花と音階

2011年03月06日 08時41分01秒 | 日記



春になると毎年咲く

知らない花

どこからか
飛んできた種が根をおろしたのだろう。

雑草と呼ぶには美しすぎる
白い綺麗な花を咲かす。

今年もだいぶ蕾が大きくなった。

こういう形態を見ると必ず思い出す。

空也上人…



京都の六波羅蜜寺にあるあの像。

唱えた南無阿弥陀仏が6体の仏となって口から出る…
子供の頃からたまらなく好きだった。

ところで、
6体の仏様は音符のようにも見える。

何故だろう。

植物の葉の出方、その美しいパターンも
音階のように思えるときがある。

誰か、葉の出方を音符に置き換えて
音楽を作ってくれないかな。

そういえば、月の軌道を音符に置き換えて音にする、
そんなアート作品があった。

もう一つ
アレッサンドロ・バリッコの『シティ』という長編小説のどこかに
植物の葉っぱに関するとても美しい記述があったっけ…
その一節に妙に感動した記憶がある。

ちなみに、この本のモネの『睡蓮』に関する記述も、
とても素敵だ。


City/Alessandro Baricco 2002 白水社

時々、誰かに
私の頭の中のばらばらなもの達を
つなぎ合わせてもらいたいと思うときがある。

連想がとまらなくなる。

誰か何とかして



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