Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

埋もれる絵

2011年09月13日 08時57分09秒 | 日記


アジアンダム。

なんとポットに雑草のように自生していました。
っていうか、
何年も雑草だと思ってほったらかしてきた。

先日園芸コーナーを通りがかって
「あ、銀杏によく似たこの葉っぱは…!!」
…と思ってよくよく見ると、アジアンダムの名札


少し得した気分です。

それにしても、
見れば見るほど銀杏っぽい。。。

いや、これ絶対 いちょうじゃん!!





今月からリハビリ水彩画というのを始めた。

2時間、必死で絵を描く。
たった2時間で かなり良いものができあがる。

ふと、思う。

人に見せる気がないから
絵が良いのではないだろうか…??

その良いものは、
「見せる」ことをほんの少しでも意識してしまったら
煙のように消え失せて
2度とは現れてこないような
そんな儚いもののようにも思われる。

どうだろう…
「絵を見せる」というのは
ぎりぎりのかなり危ない行為なのではないだろうか??
本当に良いものは
ほとんど埋もれているのではないだろうか。

カルチャー教室で教えていても
時々そんな思いがよぎってしまう。

理屈やたてまえ無しに紙に向かう…
そんなふうに生まれた作品に出会えることは
本当に幸せなことだ。

それらを失わせない
肝に銘じる




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