Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

最近のあれこれ・雑誌やインタビュー

2021年04月07日 08時46分37秒 | 日記

棚上げしていたことにコツコツ着手しています。
作品も少しずつですがたまってきました。



1年前の4月、緊急事態宣言が出されて
羽黒洞での個展「カルマフリー」も延期になった。
その時は、これは来年には収束しているだろうと軽く考えていたが
それから1年経った今、もうそんな甘い考えは全くない。

少なくともこれから2,3年、悪くすると5年はかかるか
あるいはこのままずっといくか。
以前はなんとなく、
「これはコロナがおさまったらやろう」と後回しにしたアイデアもあったが
おそらく間違っている。

全く逆で
今、それまで以上に沢山のことにチャレンジして失敗の出来るとき。
大いに動けば成長の望める時だと今更気づいた。
ただ「待っている」はアウトです。



現在発売中の アートコレクターズ4月号 の特集「いまこそ幻想美術」に掲載頂きました。

青木画廊さんの対談の充実、
また掲載されている作家さんもバラエティーに富んでいて
一言に「幻想」と言っても、その幅の広さを改めて実感。
ただやはり西洋由来の「幻想」概念に引っ張られている感が否めません。
日本には妖怪文化があるので日本独自の湿っぽい「幻想」概念もあると思います。
妖怪画、幽霊画もある意味「幻想美術」なのではないでしょうか?

でもそれは別のカテゴリーなんだよなぁ、何故分けるのかなぁ、
そこら辺がよく分かりません。
私は、日本には日本の風土があり、そこから離れることはできないと感じています。
海外由来の概念に固執している限り堂々巡りで出口はないように思うのですが
どうなんでしょう…



雑誌の他に、
現在展示中のshumiya art window Vol.13
亀井三千代展「トーテム=団結の装置」のインタビュー出ております。
https://www.facebook.com/shumiyaartwindow/

お時間あるときに、お読みいただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします!!



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