Michiyo Kamei "Shape of life"いのちのかたち  

画家 亀井三千代 記
「身体曼荼羅」春画と解剖図
michiyokamei diary

油壺1(アシカとBacon)

2011年05月16日 08時50分58秒 | 旅行



油壺マリンパークにいく。

マリンパークが本来の目的ではなくて
本当は、何年も前から
ただ、磯遊びがしたかっただけ。
その思いを果たしに海へ行った。

でもなぜかマリンパーク

そしてなぜかアシカショー



さらにこれを見ながら
なぜか
フランシス・ベーコン*¹の絵を思い出す。


確か、17、18才のころ、
ベーコンの画集を見て感銘を受け
本気で絵を描く人になりたいと思った。

今でも物故の中では
一番好きな画家だ。
(そんな自分が、実は微妙だと思うが…)


アシカは完璧に芸をするけれど
口を開くと
ものすごく怖い顔になる。

手加減なく開くので、
のどの奥まで見えて、
顔面がまるきりピンク色の内蔵になる

ビー玉のような眼
…ヒゲと牙

野生なのだ。

お子様用に、しこまれた芸のさなか
彼ら本来の野生が垣間見られて
たまらなくおもしろかった。

久しぶりに興奮しました。

今度は動物園に行ってみたい。

*1 Francis Bacon (1909-1992)
*2 Triptych,1986-87  

        
    Francis Bacon: Centre Georges Pompidou 1996, p.218-221



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