とある方に誘われて
名古屋・豊橋への小旅行に出かけた。
「来たものに乗る」のを信条として生きてきたつもり。
経験から「ゼッタイに乗ってはならない」ものもあると学習したが
今回のこれは、「乗る」というより「乗らなくてはならぬ」か。
現在、豊橋市美術博物館で
「太郎×正義 日本の美術界に挑む!」という展覧会が開催されている。
これは、岡本太郎と中村正義のこと。
ここで、現代美術資料センターの笹木繁男さんが
記念トークをされるので聞きに行こう!という旅。
内容は、40年ほど前に中村正義が発足した伝説的展覧会、
「第1回東京展」についての検証。
当時の事務局、出品作家も交えて語ろうというもの。
中村正義は私が属する人人会発足の作家でもあり、
この「東京展」と「人人展」は正義によって
同時期に、ほぼ同じコンセプト"反権力・多面性と反逆精神"で作られた2つの会だ。
ハンギャク…
そっか、だから誘われたのか~
人人会としては、このトークは目撃しなくてはならぬものだったのだ。
モクゲキセヨ(`Д´)!!
…とまぁそれはいいとして
豊橋の前に、名古屋市美術館に寄り、
企画展「画家たちと戦争:彼らはいかにして生きぬいたのか」を見るのだそうで
そのために朝8時半過ぎの新幹線に乗る。
しかし成り行きから、
全く面識のない方と二人で待ち合わせすることに(@_@;)
要するに、そのお方を無事に名古屋にお連れせよ、という指令です。
待ち合わせの車両の列に並んで待っていた。
相手には「私は紫色のスカーフを巻いています」という目印を告げてある。
告げていたにも関わらず、私自身が挙動不審になり
全然関係ない人に「○○さんですか?」とか聞いちゃったりして
ドンびきされ、
2,3人の人がその列を離れていってしまう…(^_^;
私はそんなに変ですかね
私より30歳は年上の、作家ではないが美術の世界にいるその人は、
学識も経験も豊かで、ゆったりとした深みがある。
特に歴史的な作家さんに出会った時の話はとても面白かった。
新幹線の中では、様々な奇妙な話をお聞かせいただき
1冊の本(物語)を読み終えたくらいの充実感。
名古屋市美術館着。
先に来ていたグループと無事合流。
美術史家、学芸員、中村正義美術館関係者、コレクターという
とんでもないメンバーでびっくりするが
豪雨でずぶ濡れなので、何かをあきらめました…(笑)
続く
最新の画像[もっと見る]
- フランス出国 7ヶ月前
- フランス出国 7ヶ月前
- フランス出国 7ヶ月前
- フランス出国 7ヶ月前
- フランス出国 7ヶ月前
- 夢の話 7ヶ月前
- 夢の話 7ヶ月前
- 人人展カウントダウン 8ヶ月前
- 人人展カウントダウン 8ヶ月前
- 人人展カウントダウン 8ヶ月前