夜勤明けで帰ってきて寝て起きたら既にワンピースが始まってる時間。
日曜日の夜に家にいるのは珍しく、話の展開がちっともわからないままワンピースを見終えると選挙へ。国民当然の義務であります(鳥肌実)
で、23時ごろにヤフオクで狙ってるのがあったのでスナイパー。
予算をかなり超えての落札はよくあること(涙)
出品者の方とメールでやり取りしていると、出品地域は近くだというのはわかっていたが
正確な住所を見ると車で行ったら10分かからない場所だった。
メールのやり取りの中これから取りに伺っても良いとのコトなので、電話で確認後にケンメリ発進。
小雨がぱらついているが、露払いも兼ねてケンメリを動かしたい気持ちの方が強かった。
しっとり濡れたボディカバーをはぐって丸めてトランクへ。
深夜なので長時間のアイドリングは近所迷惑。
エンジンがかかったらゆっくりと駐車場から出して早速大通りへ。
待ち合わせ場所は大通りから一本入ったところ。
裏道を使うかどうか一瞬考えたが、日曜日の深夜だし工事や取締りもないだろうとそのまま大通りを走る。
温度計はゆっくりと右に動き始めたもののやはりオイルを循環させるという意味ではアクセルは控えめにならざるを得ない。
一つ目の信号で、目の前の車が黄色車線(車線変更禁止)でウィンカーを出して左折していった。
その途端、後ろにいた車から赤いライトが点滅。
うわーーー、やっぱりいたよ~ご愁傷様!
と左折していった車が路肩に寄せられるかと思ったら・・・なんとスルー。
あれれ?黄色車線で車線変更して左折していったのに・・・?
その赤いライトを点滅させてる車はケンメリの後ろについて何か叫んでいるようだった。
なんだ、また因縁付けに来たのか?
左に寄せろーの声が確認できたのと助手席側バイザーにLEDで←の矢印が表示されケンメリの後ろに食いついてきたので素直に従った。
以前もそういうことがあったので、今度だってどう考えてもこちらに落ち度はない。ケンメリを路肩に寄せて停車させる。
こちらから降りていくのもめんどくさいので、公務員が降りてきてこちらに来るまで待つ。
珍しい車だから止めました、とかだったら何か言い返してやろう、そんなことを思っていると官憲が来た。
運転席の窓は全開、右腕を窓にかけた状態で、やってきた老獪な官憲に対して
「こんばんわ、何か御用ですか」
といぶかしげに先制。
官憲が放った一言。
「ヘッドライト片方切れてるよ」
what happen?
思いがけない一言に戦意喪失。
慌てて車から降りて前方に回る。確かに助手席側のヘッドランプが点灯していない。
あれれーー???
先月交換したばかりなのに・・・またいたずらされたのか?
慌ててコンコン叩いたりしてみる。一向に点く気配がない。
このままでは整備不良で切符を切られる予感。
そ、そりゃないよーと試行錯誤。
「ここ、このまえ、換えたばかりなんですぅ」
先ほどまで「何か言い返してやろう」とか思っていたのに情けない声でいいわけめいたことを述べる俺。めちゃチキン。
まずい、とボンネットを開けてコネクタ部分を軽くタッチ。
ぱぁっと明るく点灯するヘッドライト。俺の心も明るくなった。
どうです、どんなもんだい!と刑事に向かって大威張り(制服じゃないので刑事だと思われ)
しかし、それで開放されるわけもなく待ってましたの免許提示命令。
特段やましいこともないので、免許を出す。住所を聞かれる。
これからどこに行くのか聞かれる。
「実はヤフオクで、鉄ホイールを落札しまして。鉄ホイールというのはTOPY製の純正鉄っちんホイールでしてね。自分は3本持ってるんですけど、後1本がどうしても見つからなかったんですがやっと今日落札できたんですよ。これで純正鉄っちん4本揃いましたよウヒヒヒヒ」
などと言っても彼らには理解不能だと思ったので、適当に返答しておいた。
次は車検証も見せろときたのでこれまた素直に提示。
その間もう一人の若い官憲がパトカーの中でこちらのことを調べていたらしく
降車して開口一番に
「違反歴はありません、真っ白で綺麗なもんです」
と。
その後はお決まりの
「これは古いスカイラインだね~綺麗に乗ってるね~何年式なの?」
と談話開始。
こちらもすかさず、
「いやー、(車検証を指しつつ)昭和50年式ですよ。
ヘッドライト切れてるとは全然気づきませんでした。
てっきり、私の前にいた黄色車線をまたいで左折していった車を
追っかけていくのかと思ったらああいうのはスルーされるんですね。
そうそう、以前ですね足立ナンバーのパトカーに”珍しい車だから”と
いきなり止められたことがありましてね。お巡りさんは高井戸警察ですよね?
(うなずく官憲)足立ナンバーのパトカーがどうして杉並区で取り締まりやってるのか不思議でしたよ。でもヘッドライトが切れてるのは気づかなかったので教えていただきありがとうございました。」
と丁重にお礼(?)を述べてその場は終結。
アイドリングにしては十二分な時間を取ってしまい出品者の方をお待たせしてしまうことに。
かと言って速度を上げようものなら後ろにいる先ほどの彼らを喜ばせる結果となる。
次の信号で彼らは左折していき、こちらは右折。そこからはスムーズに行き、出品者の方とご対面。
ハコスカに乗られてる方でそこは旧車乗りどうしで会話が弾む。
小一時間会話した頃、小雨だったのが徐々に本降りに近づいてきたためそこでお別れ。
大通りを使って戻ると、また珍客が来そうなので今度は別の道を使って帰還。
雨も多くなってきてドライブには少々辛い状況に。
踏み切り待ちをしている間もどんどん雨粒がケンメリに降り注ぐ。もちろん、ケンメリだけに降ってるわけではないのだが、雨粒に対して神経質になっているのはこの時間俺だけに違いない。
直ったと思ったワイパーもいまいち接触が悪く、またばらして調整しなければならないようだ。
駐車場に戻り即エンジンを切る。
そしてトランクからカバー・・の前に雑巾を取り出し、雨粒を拭き上げる。
いつもなら拭いてる時は小振りで拭き終わった後に本降りに・・・・というパターンが多かったのに今回は拭いても拭いてもいたちごっこ。
半泣き状態でボディカバーをかけ、ホイールを担いで足早に家路に就くのであった・・・・。
日曜日の夜に家にいるのは珍しく、話の展開がちっともわからないままワンピースを見終えると選挙へ。国民当然の義務であります(鳥肌実)
で、23時ごろにヤフオクで狙ってるのがあったのでスナイパー。
予算をかなり超えての落札はよくあること(涙)
出品者の方とメールでやり取りしていると、出品地域は近くだというのはわかっていたが
正確な住所を見ると車で行ったら10分かからない場所だった。
メールのやり取りの中これから取りに伺っても良いとのコトなので、電話で確認後にケンメリ発進。
小雨がぱらついているが、露払いも兼ねてケンメリを動かしたい気持ちの方が強かった。
しっとり濡れたボディカバーをはぐって丸めてトランクへ。
深夜なので長時間のアイドリングは近所迷惑。
エンジンがかかったらゆっくりと駐車場から出して早速大通りへ。
待ち合わせ場所は大通りから一本入ったところ。
裏道を使うかどうか一瞬考えたが、日曜日の深夜だし工事や取締りもないだろうとそのまま大通りを走る。
温度計はゆっくりと右に動き始めたもののやはりオイルを循環させるという意味ではアクセルは控えめにならざるを得ない。
一つ目の信号で、目の前の車が黄色車線(車線変更禁止)でウィンカーを出して左折していった。
その途端、後ろにいた車から赤いライトが点滅。
うわーーー、やっぱりいたよ~ご愁傷様!
と左折していった車が路肩に寄せられるかと思ったら・・・なんとスルー。
あれれ?黄色車線で車線変更して左折していったのに・・・?
その赤いライトを点滅させてる車はケンメリの後ろについて何か叫んでいるようだった。
なんだ、また因縁付けに来たのか?
左に寄せろーの声が確認できたのと助手席側バイザーにLEDで←の矢印が表示されケンメリの後ろに食いついてきたので素直に従った。
以前もそういうことがあったので、今度だってどう考えてもこちらに落ち度はない。ケンメリを路肩に寄せて停車させる。
こちらから降りていくのもめんどくさいので、公務員が降りてきてこちらに来るまで待つ。
珍しい車だから止めました、とかだったら何か言い返してやろう、そんなことを思っていると官憲が来た。
運転席の窓は全開、右腕を窓にかけた状態で、やってきた老獪な官憲に対して
「こんばんわ、何か御用ですか」
といぶかしげに先制。
官憲が放った一言。
「ヘッドライト片方切れてるよ」
what happen?
思いがけない一言に戦意喪失。
慌てて車から降りて前方に回る。確かに助手席側のヘッドランプが点灯していない。
あれれーー???
先月交換したばかりなのに・・・またいたずらされたのか?
慌ててコンコン叩いたりしてみる。一向に点く気配がない。
このままでは整備不良で切符を切られる予感。
そ、そりゃないよーと試行錯誤。
「ここ、このまえ、換えたばかりなんですぅ」
先ほどまで「何か言い返してやろう」とか思っていたのに情けない声でいいわけめいたことを述べる俺。めちゃチキン。
まずい、とボンネットを開けてコネクタ部分を軽くタッチ。
ぱぁっと明るく点灯するヘッドライト。俺の心も明るくなった。
どうです、どんなもんだい!と刑事に向かって大威張り(制服じゃないので刑事だと思われ)
しかし、それで開放されるわけもなく待ってましたの免許提示命令。
特段やましいこともないので、免許を出す。住所を聞かれる。
これからどこに行くのか聞かれる。
「実はヤフオクで、鉄ホイールを落札しまして。鉄ホイールというのはTOPY製の純正鉄っちんホイールでしてね。自分は3本持ってるんですけど、後1本がどうしても見つからなかったんですがやっと今日落札できたんですよ。これで純正鉄っちん4本揃いましたよウヒヒヒヒ」
などと言っても彼らには理解不能だと思ったので、適当に返答しておいた。
次は車検証も見せろときたのでこれまた素直に提示。
その間もう一人の若い官憲がパトカーの中でこちらのことを調べていたらしく
降車して開口一番に
「違反歴はありません、真っ白で綺麗なもんです」
と。
その後はお決まりの
「これは古いスカイラインだね~綺麗に乗ってるね~何年式なの?」
と談話開始。
こちらもすかさず、
「いやー、(車検証を指しつつ)昭和50年式ですよ。
ヘッドライト切れてるとは全然気づきませんでした。
てっきり、私の前にいた黄色車線をまたいで左折していった車を
追っかけていくのかと思ったらああいうのはスルーされるんですね。
そうそう、以前ですね足立ナンバーのパトカーに”珍しい車だから”と
いきなり止められたことがありましてね。お巡りさんは高井戸警察ですよね?
(うなずく官憲)足立ナンバーのパトカーがどうして杉並区で取り締まりやってるのか不思議でしたよ。でもヘッドライトが切れてるのは気づかなかったので教えていただきありがとうございました。」
と丁重にお礼(?)を述べてその場は終結。
アイドリングにしては十二分な時間を取ってしまい出品者の方をお待たせしてしまうことに。
かと言って速度を上げようものなら後ろにいる先ほどの彼らを喜ばせる結果となる。
次の信号で彼らは左折していき、こちらは右折。そこからはスムーズに行き、出品者の方とご対面。
ハコスカに乗られてる方でそこは旧車乗りどうしで会話が弾む。
小一時間会話した頃、小雨だったのが徐々に本降りに近づいてきたためそこでお別れ。
大通りを使って戻ると、また珍客が来そうなので今度は別の道を使って帰還。
雨も多くなってきてドライブには少々辛い状況に。
踏み切り待ちをしている間もどんどん雨粒がケンメリに降り注ぐ。もちろん、ケンメリだけに降ってるわけではないのだが、雨粒に対して神経質になっているのはこの時間俺だけに違いない。
直ったと思ったワイパーもいまいち接触が悪く、またばらして調整しなければならないようだ。
駐車場に戻り即エンジンを切る。
そしてトランクからカバー・・の前に雑巾を取り出し、雨粒を拭き上げる。
いつもなら拭いてる時は小振りで拭き終わった後に本降りに・・・・というパターンが多かったのに今回は拭いても拭いてもいたちごっこ。
半泣き状態でボディカバーをかけ、ホイールを担いで足早に家路に就くのであった・・・・。