ケンメリレポート from ケンメリパラダイス

C110型スカイライン 通称”ケンメリ”にまつわるブログです。
ケンメリに乗ったり触ったりしたら更新してます。

伊豆ツーリング

2006年03月05日 00時26分53秒 | イベント
本日はショップのツーリングに参加させていただくことに。

朝8時に海老名SA集合とのことなので、自宅をそれに合わせて出発。
さらに今回のツーリングには婦女子様もご同行願うので
(なんだか警察みたいだなあ)婦女子様お迎えの時間も考慮して道中の計画を立てる。

地元から環八を通って向かうのだが、日曜日の朝だと言うのに渋滞。
まさか事故か?と思いきや深夜の工事の後始末の様子。
少々遅れるかと思いきやなんとか定刻に婦女子様宅到着。
婦女子様をピックアップした後、東名川崎ICより高速道へ。
その時携帯電話に着信が。本日参加のSさんからだ。信号が変わってしまったために
後ほどご連絡しますと電話を切る。
高速に入り走行車線をクルーズ。こちらは渋滞もなく実にスムーズ。
予定の8時前には海老名SAに到着。
Sさんに連絡をしてみるとSさんも既に到着していたご様子。

軽く挨拶を交わした後はSA内へ。
しかしさすがに混雑しており、かろうじて空いた席はドア傍の風通しが良すぎるところ。
いくら暖かいとはいえ、まだまだ日陰は上着が手放せない気温である。
また室内との寒暖の差で開閉の度に風が舞い込んでくるため食事もそこそこに
建物から退散。
日向の駐車場で待機していると聞きなれたL型の音が響いてきた。
ショップの皆さんがご到着である。

今回はS130ZのMさん、前回も参加のS30のOさん、おなじみケンメリSさん、そして当方の合計4台でのツーリングとなった。
本当はもう少し多かった予定だったのだが、各自都合が合わずに4台での走行となる。


海老名SAを出発し厚木ICから小田原厚木道路へ。
今回も富士山をバックにパチリ。
料金所で多少順番が入れ替わるも大筋でS130,S30,とね号、Sさんという順番で走行。
早すぎず、遅すぎずでこれまた予想された渋滞もなく順調なツーリング。



あっという間に箱根新道まで到着した。
箱根新道に入る手前でいったん休憩。
しかしゆっくり座れそうになかったためトイレ休憩のみですぐに出発。

箱根新道を行き、今度は南下して伊豆スカイラインを目指して走る。
天気にも恵まれカーブのところどころから富士山が見える。

ここで軽快に音楽でも、秘密兵器を取り出す。
婦女子様所有のipodを車の中で聞く装置。
”FMトランスミッター”(ババーン!)
オートバックスに事前に買いに行ったところなぜか1000円安くなっており
さらにポイントで500円割引だったので迷わず購入。
充電もできちゃう凄いやつ。
家の車でテスト済みだったので意気揚々とシガーソケットに挿入。


・・・・あれ?

通電を示すLEDが光らない。
おかしいな、家のR33ではうまく行ったのに・・・
走行中のため助手席の婦女子様が再度挑戦。
あれ?
試しにipodを接続し再生してみる。

グォーン(エンジン)、ズゴー(キャブ)

聞こえるのは(当方にとっては心地よい)メカニカルノイズのみ。

あちゃーorz
せっかくのipodも形無しである。
ipodが悪いわけでも、トランスミッターが悪いわけでもない。
おそらくは前回メーター周りをばらした時に結線ミスがあったに違いない。

MDに切り替えるも今度はMDを読み込まない始末!(焦)
なんてこったい。
音楽無しですか?(それまではラジオを聴いていましたが)
違うMDに変えたところ正常に作動したので音楽無しとはならなったが、
せっかくトランスミッターを買ったのにこのザマとは_| ̄|○

そんなこんなで走りながら、前回同様亀石峠に到着。
ここでいったん休憩となった。


前回はここでシルバーのケンメリが颯爽と走っていったのだが今回はいなかった(そうそういらっしゃるわけではないですしね)
また、告知がぎりぎりだったためもしかしたら楽しみにしていた人もいたのかなあ、と思ってみたり。

偶然に最新型のスカイラインと写真には写っていないが最新型のZも停まっていた。
バイクの集団などもたくさんおり、実にツーリング日和。

ここでゆっくりとコーヒーを飲みつつ、テーブルに置かれた簡易地図でコースの確認などを行う。
ちなみにコーヒーはショップの社長のおごり(ごちそうさまでした)

亀石峠を出発し、目的地である伊豆ぐらんぱる公園へ向かう。
峠を再び走り、走りきったところで着いたのは135号線。
これをさらに南下、というより曲がり角を曲がったすぐ先が目的地である。

園内の駐車場は幸いに4台分あいていたのでそこに並べて停車。

今回もパターゴルフに興じ、興じすぎて昼食の時間を大幅に逸して
空腹という最大の調味料を伴って園内のレストランに駆け込むこととなる。

あ、パターゴルフでホールインワンしたけど植樹とかパーティーとか必要なんでしょうか?

前回は仕事のため途中で撤収したが、今回はきっちり遊んで退散することに。
既に渋滞のピークが懸念されてはいたが各自ある程度割り切って再びコックピットに
身体を収めていた。


日が陰り始めた園内にとどまる4台のL型マシン。

アイドリングを終えた後、ガソリン搭載量が少ないケンメリ2台は
峠に差し掛かるところのガソリンスタンドにて給油を行う。
その点Zはさすがアメリカ向けというかタンクの容量が違うため
満タン出発で無給油で帰れるようだ。

給油を終えた後、路肩で待機している2台のZに追いつき4台揃って出発。
しかし、いくらか走ったところで早速渋滞の仲間入りを果たすことに。
多少の流れはあるためそこまで神経を使う、山道の止まったり動いたりということはないが、行きの軽快さは完全に失われている。

途中、箱根ターンパイクの方へ入り東京方面を目指す。
前後は既に合流してきたワゴンやらで視界から見えなくなってしまう。
かと言って途中で止まって待っていると思わぬ交通災害を引き起こしてしまいそうなため
各自目的地は把握しているのでそこへ向かう。


日の光がうっすらとオレンジ色に変わりつつある時間帯。
渋滞の恩恵か多少は落ち着いてみることができる。

山間から覗かせる夕日を受けつつ、ひたすら走る。
この時速度差により既に前後にZもケンメリの姿もなかった。
当然一本道なので順当に走っていけば追いつくのだったが、技量以上の運転を
して不幸な結果を招くよりは、のんびりとドライブして余裕の中に夕日を眺める
ことを選択した。


そして夜になった。
街灯のない山道では日が暮れたらヘッドライトの明かりとそれに反射する前車の反射板が頼りとなる。
前の前の前が既に詰まっているため当方の巡航速度でも追いつくことができた。

箱根ターンパイクの出口を通過し、一度下道に降りて小田原厚木道路へ向かう。
車の数も増え車速は行きに比べてだいぶ遅いものの流れは止まってはいなかった。
小田原厚木道路から東名高速道路へ合流する箇所は既に糞詰まり、パチンコの受け皿部分のような流れで
大挙した車が僅かな、車2台分の場所へ集中し、さらにループを大きく回って本線へ合流する。

本線へ合流後はまさしく渋滞。
休日の締めくくりの一シーンとはいえ強化クラッチのケンメリには人馬ともに
負担がかかると言えよう。のろのろ運転のまま、再度海老名SAへ到達。
そこで皆さんと挨拶し食事でも・・・と思ったのだが、2階のレストランも1階の売店も
人で溢れているため我々の人数が座る席の確保は極めて困難な状況だった。
結局建物の外にある出店で購入したものを建物のハズレにあるベンチで食べることに。
ベンチで食事を取る我々を、パーキングに立ち寄る客が餌付けしたのか猫が物欲しそうな目で見つめていた。

Oさんのお嬢さんが、猫に近づくも猫は餌がもらえないからかそれとも危機感を
感じたのかさっと後に隠れる。
ここで、猫好きな当方がムツゴロウよろしく猫を手なずけようとアプローチ。
(食べ物はあげませんし持ってません)
「おいでーおいでー」
とやるもあっさりスルーされさらに茂みの奥へと退避してしまったorz

軽い敗北感を覚えつつ、とりあえず解散となる。

別れの挨拶を交わした後、各車海老名サービスエリアを出発。
渋滞はまだ続いており、アプローチ車線から本線へ入ろうとしたその時だった。

追い越し車線を
一台の車が
走っていた。

ケンメリだ。

もちろん、一緒にいたSさんではない。
当方と同じくオーバーフェンダーで武装した白いケンメリ。
当然、いつものごとく
「けけ、ケンメリだー○△☆ば#$(’」
と思わず奇声を発生。(発狂?)

婦女子様も慣れたものでこの発作的な絶叫に対し冷静に対応。
やや流れのある第一走行車線、アプローチ車線に対し追い越し車線は
車両の集中のためかほとんど流れることなく進んでいる。
目撃したケンメリもどんどん後方へ遠ざかっているようだ。
渋滞のメッカ大和トンネルを過ぎた頃には徐々に流れ始めたがそのケンメリの姿を
確認することはついぞ叶わなかった。

ほとんどバラけてしまった状態で走行。

途中S130ZのMさんに追い抜かれ右手を上げて挨拶。
こちらは川崎ICにて下車した。

ICを降りて下道を走って婦女子様宅を目指す傍ら、やはり出店の食事だけでは
お腹がすいたのでお好み焼き屋を目指す。
利用頻度としてはそう低くない場所なので道を間違えたり見過ごすことは
ないのだが・・・ない。

お店が見当たらない。

明らかに通り過ぎたと思われる場所まで来てしまったので、Uターン。
ゆっくり、(もちろん前後に車の影はなし)走って場所を確認・・・あった。
しかし看板が既に暗くなっていた。
通りから奥まっているのでそちらを覗き込むと店自体はまだまだ明かりが灯っている。
「なんだやってるじゃないか」
とケンメリを駐車場に入れて店内に入ると土日らしく人が多く、順番待ちの
人が裁ける頃にはラストオーダーも終わるようなスケジュールであることを
店員に告げられた。
看板の明かりを消していたのはそういうことか。

お好み焼きを諦めてケンメリを発進。
お好み焼きは諦められても晩御飯抜きは厳しい。
結局ファミレスに入ってやや遅い夕食となる。

一日の感想をお互いに述べて話し込んでいるうちに気づけば遅い時間。
急いで婦女子様を送り届け、こちらも帰路に着く。
婦女子様宅から自宅までの道はおはや定番ともなるコース。
そして時間も日付が変わる手前の時間帯ともなれば障害もなく
帰りつくことが出来た。

久しぶりの長距離行程を無事に走破し多少の疲労感を覚えつつも
満足感の方に補われながらケンメリを後にした。
コメント
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