
銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業 工事進捗率7% 2014年8月
中央区の銀座六丁目地区、国道15号線(銀座中央通り)に面して建っていた松坂屋銀座店の百貨店を含む2街区(面積約1.4ヘクタール)の再開発工事が現在実施されています。2013年6月30日に松坂屋銀座店が閉店し、その後すぐに百貨店を含めた周辺地区の建物の取り壊し工事が始まっています。再開発によって新しく建設される複合施設は、東京を代表する国際的な商業・業務・観光拠点を目指し、売場面積約46000㎡(約13900坪)の商業施設や、基準階の1フロア貸室面積約6,100㎡(約1,850坪)の大規模なオフィス、文 化・交流施設「観世能楽堂」などから構成される、銀座エリア最大級の大規模複合施設再開発となる敷地面積は約9000平方メートルに及び、2013年中に現在の松坂屋銀座店建物の解体に着手し、2017年度の竣工オープンを目指しています。
計画概要
地区名称: 銀座六丁目10地区(東京都中央区)
事業手法: 第一種市街地再開発事業
施行者: 銀座六丁目10地区市街地再開発組合
組合員数: 15名(2014年3月時点)
施設建築物概要:施行区域面積 約1.4ha
用途 店舗、事務所、文化・交流施設、地域冷暖房施設、駐車場
敷地面積 約9080㎡
階数 地下6階、地上13階
建築物の高さ 約56m
延床面積 約147900㎡
構造 鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
公共施設等の整備:・観光バス等の乗降スペースの整備
※区域内道路「あづま通り」延伸部分の三原通り側への付替えによる
・「あづま通り」下の地下道整備
・屋上庭園の整備、ほか
経緯及び事業スケジュール
2003年2月 銀座六丁目地区街づくり協議会を組織し、検討を開始
2010年4月 銀座六丁目地区市街地再開発準備組合設立
2011年12月 都市計画決定
2012年12月 銀座六丁目10地区市街地再開発組合設立、事業認可
2013年6月 権利変換計画認可
2013年7月 既存建物解体工事着手
2014年4月 本体建設工事着工
2016年11月 竣工(予定)
再開発プロジェクトの特徴
1.商業施設:地下2階~6階に、約50000平方メートル(約15000坪)の床面積となる商業空間の創出する。周辺の商業施設との連続性を持ち、地域の拠点となる商業施設の整備する。
2.業務施設:7階~13階に、都内最大級の1フロア面積約6100㎡(約1800坪)、約50000㎡(約15000坪)の床面積となるオフィス空間を銀座エリアに創出する。
3.文化施設:地下3階に、約1600㎡(約480坪)の多目的ホールの整備する。観光拠点として「(仮称)銀座観光ステーション」を設け、観光客受け入れのスペースや、観光バス等が停車可能な乗降スペースを整備する。屋上庭園として、銀座エリア最大となる地域に開かれた約4000㎡の屋上庭園を整備する。


プレスリリース:住友商事株式会社発表の報道資料 2014年4月
『銀座六丁目10地区第一種市街地再開発事業』 2016年11月、ワールドクラスクオリティの商業施設が誕生

2014年8月上旬、平日の午前中の時間帯に散策してきました。夏休みの真っただ中だったのですが、普通の日とそんなに変わらないくらいの人通りでした。

再開発工事現場脇の中央通り(国道15号線)の歩道を散策していきます。

銀座五丁目交差点前から振り返って再開発工事現場全体を撮影しました。

これまで松坂屋銀座店の百貨店の巨大な建物の陰に隠れていた建物群を見渡すことが出来ますが、再開発工事で新しいビルが建ってくれば、見えなくなりますね。

いっそのこと、このまま広場として整備してもいいのではないかと最近思うようになってきました。

再開発工事現場周辺の地図です。