
KIRARI TO GINZA(キラリトギンザ) 工事進捗率90% 2014年8月
銀座の繁華街の中では北端部寄り(京橋寄り)にほど近い銀座一丁目地区、中央通りに面した一等地で建設中の再開発施設「KIRARI TO GINZA(キラリトギンザ)」です。オリックス不動産によって地上12階地下3階建て、高さ66メートルの複合ビルが現在建設中で、今年(2014年)の秋ごろに開業するというプレス発表が去年の年末にありました。地下3階から地上12階に、ジュエリーや子供服などを扱うショップが出店します。「結婚」をキーワードに、銀座の新たなランドマークとなるような施設を目指します。
施設名称のコンセプト
「ブリリアントライフステージ」というプロジェクトコンセプトのもと、結婚という人生の節目をキーワードに、ウェディングやお子さまの誕生・成長などの特別な日に、ジュエリーや子供服など輝きのある商品・サービス・空間を提供する施設として、”銀座でキラリと光る場所”になってほしいという思いが込められています。
事業概要
所在地:東京都中央区銀座一丁目3-2他(地番)
交通:
東京メトロ千代田線銀座一丁目駅より徒歩1分
東京メトロ銀座線京橋駅より徒歩2分
東京メトロ銀座線銀座駅より徒歩5分
JR山手線有楽町駅より徒歩5分
敷地面積:1323㎡(400坪)
延床面積:16582㎡(5016坪)
建物規模:地上12階地下3階
構造:S造(一部RC造)
用途:物販販売業を営む店舗、飲食店、サービス業を営む店舗等
デザイン監修:光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所株式会社
設計・監理:浅井謙建築研究所株式会社
施工:鹿島建設株式会社
商業プロデュース: 株式会社エム・エス・シー
施設ロゴデザイン: 有限会社タイクーングラフィックス
開業:2014年秋(予定)

キラリトギンザの公式ロゴマークです。施設ロゴは、建物上部の特徴的なクラウン(王冠)の型を模したデザインを採用し、クラウンの下に施設名称をアルファベットで規則的に配置することで、銀座に集う多種多様でグローバルな価値感を持つ人々に受け入れられる表現を意図しています。

建物内の配置図です。中央通り沿いの建物では前例のない約100㎡の大きなオープンテラスを4階部分に建設されます。

キラリトギンザの高層ビルの完成予想図です。ダイヤモンドのブリリアントカットをモチーフに、光の反射で時間と共に表情を変えるファサードをデザインし、建物全体がキラキラと輝くことに因んでいます。
プレスリリース:オリックス不動産株式会社発表の報道資料 2013年12月25日
銀座一丁目 中央通りに誕生する輝く外観デザインを施した商業施設の名称を「KIRARITO GINZA(キラリトギンザ)」に決定

2014年の秋に開業予定のキラリトギンザの高層ビル周辺を散策していきました。高層ビルの建設工事は終わっていて、現在は内装工事が実施されているみたいですね。

キラリトギンザの真新しい高層ビルの全景を撮影しました。この高層ビルが、当面は銀座の繁華街の北側地区のシンボルになるわけですね。

キラリトギンザが建っている銀座一丁目地区は、銀座の繁華街と言うよりも、京橋エリアや東京駅八重洲口のオフィスビル街の雰囲気の方が強いです。

巨大な吹き抜け空間が設置されている11階フロア周辺と、高層ビル頭頂部をズームで撮影しました。「王冠」をイメージした形状の屋根が、カーテンウォールの組み合わせで構成されています。

地上4階フロア、中央通り(国道15号線)に面して広大なテラスが設置されています。テラス内の植樹工事も完了していました。

「キラリトギンザ」の公式ロゴマークが中央通り(国道15号線)に面した壁面に打ち込まれていました。

銀座通り口交差点前から見上げて撮影したキラリトギンザです。銀座地区で初めての高層ビルらしい高層ビルの誕生ですが、東京駅周辺や日本橋地区、新橋駅周辺などの周囲で高さ200メートルの高層オフィスビルが林立している今となっては、あまりインパクトがありません。

アジアの金融センターとして高さ150~200メートルの高層オフィスビルが20棟以上林立している東京駅周辺との差別化、という意味ではこれくらいの規模でいいのかもしれませんね。

再開発工事現場周辺の地図です。