晴海ふ頭と新豊洲地区を結んでいる「晴海大橋」の晴海側(西岸)周辺を散策していきます。晴海大橋は2006年3月に開通したばかりの真新しい道路橋です。
晴海大橋西岸側からザ・パークハウス晴海タワーズの高層マンション群へ伸びる通りが設置されていますが、後回しにして、最初は晴海大橋へ向かいます。
晴海大橋西岸から見上げて撮影した「ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」の高層タワーマンションです。周囲は立派な歩道や道路、街路樹などが整備されています。
晴海大橋の晴海側(西岸側)には、2015年度内に首都高速10号晴海線の「晴海出入口」が設置され、晴海地区と首都高速湾岸線方面へのアクセスが便利になります。
西岸周辺には真新しい公園が整備されていたりしますが、真夏の時期だったので人の姿は全くありませんでした。
晴海大橋を渡っていきますが、橋梁の中央部へ向かって、緩やかな上り坂となっています。
晴海地区と新豊洲地区の間に広がっている広大な水面が「東京港・晴海運河」であり、川幅は約800メートルにも及びます。
新豊洲地区はまだ広大な空き地が至る所に残されている状況で、東京電力の変電所や建設中の高層タワーマンション「スカイズタワー&ガーデン」しかありません。
東京港の倉庫街や、それらを撤去して再開発工事中の高層タワーマンション群でひしめき合っている晴海ふ頭側と比較すると、まだ新豊洲地区は成長段階なのですね。
晴海大橋の東行き(新豊洲方向)と西行き(晴海方向)の車線の間には広大なスペースが確保されていて、この場所に首都高速10号晴海線の高架橋が建設されることになります。
晴海運河側の河岸一帯は広大な緑地帯や散策道が整備されています。1990年代の東京の地図を眺めてみると、この辺りは東京港の野積場やコンクリート工場などが建っていたみたいですね。
晴海大橋から北側を眺めると、晴海運河の広大な水面と、豊洲地区の高層タワーマンション街や大型商業施設の街並みを眺めることが出来ます。
1990年代まで石川島播磨重工(現・IHI)の東京工場だった場所は、高層タワーマンションが何棟も林立しています。
地下鉄豊洲駅前に建っている巨大商業施設「アーバンドックららぽーと豊洲」をズームで撮影しました。商業施設の敷地内の一角には造船所の遺構が保存されています。
この日の東京周辺の天候は、最初は雲一つない快晴の青空だったのですが、南側から薄雲が流れてきました。