みどりの野原

野原の便り

7月26日 ツルマンリョウ

2009年07月26日 | Weblog
バス停で雨がぱらついた。
昨日のようなことがあるので、カッパも着て準備万端で歩いたが、
すぐやみ暑いだけだったが、まあありがたいお天気だった。

 
オオマツヨイグサ 茎に赤い腺点が見える  
                  右)ヤマユリの咲く山道を歩いて寺に到着
 
 
          境内         ニイニイゼミが目の前で鳴いていた

弁当の後、先生より説明
「ツルマンリョウは奈良県の他、広島県・山口県・屋久島などに各数か所
自生地がある。 奈良県は自生地が多く、8か所?ぐらいにあり天然記念
物に指定されている(全部かどうかは聞きもらした)ツルマンリョウを探
しに山を歩き回ったお話。
ツル・・とはいうが巻きつかず、吸盤も持たず、寄りかかり倒れては土が
かぶさると根を出して上に伸びるというような性質があり雌雄異株。
7月に咲いた花はしぼんだまま歳を越し、翌年の5月ごろから子房が大きく
なり秋には実は赤熟する。雌雄異株」というようなお話を聞いた後、
自生の場所へ案内してもらう。

   
境内の見やすい場所にあると思っていたら、すごい藪の中、背丈を超える
ササを踏みながら歩く。 

  
ツルマンリョウは想像していたよりも地味な木だった。

 
   青い実をつけた雌株の花、   実の付いてないのは雄花? 

草丈が低いのでルーペでも見にくく、メシベの伸びたものとそうでない
ものがあることぐらいしかわからなかった。
コメント
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