みどりの野原

野原の便り

8月10日 ジャコウアゲハ 最後の③ 羽化の瞬間も。

2020年08月10日 | Weblog

ジャコウアゲハ①②④は次々と羽化。
最後に残ったのは、7月27日幼虫で連れ帰った③のみとなった。
7月28日元気にウマノスズクサを食べ、
7月29日蛹になる場所を探してうろつき、ミントの葉に決めて落ち着き・・前蛹となり、
7月30日の夜中に蛹化 翌、早朝に確認(前蛹から蛹に変わる瞬間は見ていない)
8月9日蛹のついていたミントの葉が枯れ落ちそうになる。お箸で固定。
そして今日。

 
お箸に③の蛹のついている葉をボンドでくっつけた。家の中に持ち込む。
蛹の色も黒っぽく変化していよいよ羽化間近。

ベランダに出ていて、部屋に戻ったら・・

 
ちょっと目を離した隙に羽化が始まっていた。今まさに蛹から抜け出る瞬間。間に合った!
カメラカメラ・・大慌て。何とか撮れた羽化の瞬間。チョウはすぐに蛹から抜け出した。
(蛹の殻が割れるところから見たかったなあ・・)

 
     羽化したてのジャコウアゲハ 翅がまだ撚れている。

 
しばらくすると、尾状突起も伸び、翅も少し開いてきた。雄と思う。
この前と同じ匂い。これがジャコウのにおいか?いい匂いでもない。ちょっと大根臭いような・・ 
 右)飛び立つには少し早そうだけど、元の草地へ連れて行く。今日は忙しいのです。

 
家でつかまっていた草の茎毎草に挿した。少ししてセイバンモロコシの葉に移る。
ここで十分翅を乾かして飛び立ってね。

時間が遅いからか今日は飛んでいるチョウはいない。
うまく結婚相手を見つけることができるかな? 

無事に末っ子を送り出したうれしさと、ちょっと寂しさと・・親の気持ちは複雑です。

コメント (2)
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