みどりの野原

野原の便り

10月16日 散歩 金色の糸 発見 ヒメミズワラビ マルバアメリカアサガオ シャクチリソバ

2020年10月16日 | Weblog

近辺を散歩


ここは草が生い茂ってかつて草刈りなどされたことのない場所。
ここに何かできるのかな? きれいになって奥へ入り込めるようになった。
田んぼと草地の間へ。

 
ヒメクグやヒロハスズメノトウガラシ      ヒメミズワラビもあった。

あぜ道を奥へ行こうとしたら、大きいジョロウグモが巣を張っていた。

 
 ジョロウグモ 成熟した雌  ジョロウグモは女郎蜘蛛とも上臈蜘蛛とも。
「上臈」は江戸時代の大奥の最高位の役職名とか。私はこれに1票。

   
網を除けようとしたらキラリ。金色の糸。わかるかなあ。(矢印あり)金色のクモの糸 初めて見た。
     右)あまりきれいなのでメモ帳に巻き付けてみた。横糸でないので粘りはない。

私が知らなかっただけで、ネットにはたくさん投稿がある。
「巣の横糸(ぐるぐる巻きの)が光っている写真」もあったが、私が見たのは、イネからあぜ道を越えて高い草の方へ張っている長い糸だった。粘らなかった。

すごく強い糸だったので布を織れるのではないかと思ったのだが、ネットのイギリスのニュースで『マダガスカルに生息するジョロウクモが出す糸を4年以上かけて(120万匹)集めてクモの糸を編んだ「金色の婦人用ケープ」を制作したアーティストがいる。現在世界で唯一のものとして英国のヴィクトリア&アルバート博物館で展示中(2012‣1・25)』の記事がありびっくり。ケープを着用している写真もあった。
別のネットによると、マダガスカルのジョロウグモの仲間の英名は「ゴールデンスパイダー」というらしい。

『秋、成熟した雌の牽引糸が金色に変化する。雄の糸は白いまま』との記事。なぜ秋だけ、なぜそうなるのかの研究論文もあったが、むつかし過ぎて・・(「クモの糸の光学、力学的性質」の論文をご覧ください)

金色の糸に目を奪われて、細かい観察はしていない。またもう少しよく見てみようと思う。

奥へ行こうとしたが、クモの巣がいくつもあって断念した。

稲刈りの済んだあぜ道を歩いてみる。

 
       ヤナギタデ             ボントクタデ

 
   ダイサギ 何か見つけたか?   ウマノスズクサの新たな群生地も見つけた。
知らない道を通ると面白い。

 
 アレチウリに覆われた川岸 この左側を歩いた。
       右)アレチウリに混じって水色のマルバアメリカアサガオ きれい。

 
   川辺に白いかたまりが見えた。   やっぱり。 シャクチリソバの群生だ。

1時間のウォークだったが、近場でも季節を変え、歩くところを変えるといろいろ発見があるものだ。

コメント (2)
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