行きたかった根付館へ。娘と京都駅で待ち合せ。
阪急京都線大宮駅から歩いた。
お昼時間に近く、途中のお店に入る。
いい建物ですが・・看板は‥読めません。
「北京料理 ぜぜかん ぽっちり」というお店らしい。
入ってすぐ、足元に目がいった。絨毯。いいね~。
まだ人も少ないうちにパチリ。
こんな部屋も。
ランチは、涼麺点心膳 2400円
餃子2色 ワンタン ニラ饅頭かな
涼麺の上には焼き豚がたっぷり重なっていてボリュームたっぷり。
おいしい~。
母の日のおごりというので、うれしい。ごちそうさん!
店を出る頃には満席になっていた。
神先家住宅に到着 ここが今日の目的地「京都清宗根付館」
入口を入る。
ここは、長年にわたり根付を収集してこられた館長さん(木下氏)が、コレクションを公開しておられる。
古いものから現代作家のものまで多数展示されている。
常設展は3か月ごとの入れ替えがあり、企画展(今月は根付の面構え展)と合わせて400点が展示されているとか。
1階・2階とたくさんの根付が展示されている。
その中で、個人的感覚でいくつか紹介(自然系に偏りがち)
サワガニ 材料は象牙
ホタルイカ 鹿角
海の幸 いろんなお魚が 象牙
貝 いろいろ
福飾り 象牙
舞子 黒柿・象牙・漆・貝
胡蝶 象牙
企画展に沿っていない取り上げようで・・
その他、凝ったもの物語性のあるものもあった。
「根付」は和服着用時、印籠や矢立・巾着・煙草入れなどを帯に挟む時、紐の片方に取り付けて落ちないように留める「留め具」
実用品であったが、おしゃれや装飾品とされるようになってくる。
留め具の役割のため、作品は小さい。その中に詰められた細工が見所だ。
素材は象牙や牛の角、焼き物・金属・木など・・
ロックウッド
「アカミノキ)マメ科 染料 硬く加工がしやすいため装飾具などの材料」(ネット)
丹殻(たんがら)
「紅樹皮ともいい蛭木(ヒルギ)属の全体を意味する 一種のタンニン剤)(ネット)
ヒルギを紅樹というので、ヒルギ属の木の皮ということのよう。
根付製作道具
根付製作道具
こんな道具を使って、切ったり、削ったり彫ったり・・
何しろ細かい細工なので骨が折れることだろう。
根付館の建物は旧神先家住宅として京都市指定有形文化財となっている。
建物内も見ごたえがある。
根付も建物も楽しめた。
帰り道
塀の向こうによさそうな建築物が・・
ぐるっと回ってみたが、入口はわからなかった。
駅の近くでお茶。
喫茶店の一角に鮮やかなタイル。
先客がいてこの前に座れなかった。席が空いてから写す。
お昼の中華料理店・この喫茶店も・・娘はいい所を知ってるなあ。
京都駅前地下街ポルタ
柱や椅子や梁の部分などタイルいっぱいの空間だ。
娘の著書「日本全国タイル遊覧」にも掲載されているが、ここに来たのは初めてです。
ここから一緒に我が家へ帰る。