みどりの野原

野原の便り

5月15日 塩野義製薬薬草園 油日神社 甲賀流忍術屋敷

2018年05月15日 | Weblog

京都からバス仕立てで3か所案内していただいた。
どこも行ったことのないところばかりだ。

塩野義製薬油日薬草園

室内で薬草園についての説明を聞いた。
1947(昭和22年)開設され、多くの絶滅危惧種薬草や薬木など多数植栽
開設当初に植えられたというダイオウショウやメタセコイアなどの大木が並ぶ姿も見られた。
滋賀県や伊吹山に固有な植物や地域に根差した植物園を目指しておられるそうだ。

2012(h24)にリニューアルされたとのこと。

 
入ってすぐ目についたシダレエンジュ    薬草園

有毒植物のコーナーや熱帯植物の温室などを見学した。

 
          セイヨウムラサキの花が見られた。

 
温室の中にあったヤグルマソウの花 むしゃむしゃと花を食べる芋虫

 
熱帯植物の温室 まだ小さい木が多い。変わった花形のストロファントスの花

お昼はゴルフ場のレストランを利用 初めての経験。

油日神社(あぶらひじんじゃ)

『南鈴鹿の霊峰 油日岳の麓に鎮座する古社』
油日大明神を主祭神とするが、古くは油日岳をご神体としていたとか。
本殿・拝殿・楼門などが国の重文に指定されているという。

 
   回廊付きの楼門             立派な社殿 

 
  分厚い檜皮葺きの屋根            蟇股の彫刻

 
 拝殿の中には三十六歌仙の額       社殿の扉部の木組み 

 
ごま油やサラダ油などの缶が奉納されていた。 
        右)樹齢750年を超えるというご神木コウヤマキの巨樹
甲賀市の天然記念物に指定されている。

 
境内を出たところに油日岳の遥拝所があった。 遥拝所から見た油日岳

甲賀流忍術屋敷


甲賀流忍者で甲賀五十三家の筆頭 望月氏の旧邸 300年前の建物
伊賀の服部・甲賀の望月と言われたそうだ。

ここにほんものの忍者が暮らしていたということだ。

説明を聞いた後、内部を見学。

 
扉を開けると細い急階段が隠れていて2階へ上がることができる。2階の天井は低い。
            右)これも扉に隠れて抜け孔 近く分家に通じているらしい。
どんでん返し・部外者には開けられない窓・落とし穴・隠し部屋・縄梯子・・
何気なく見えて、外敵に備えていろいろ工夫されたつくりになっている。

甲賀流の忍法の巻物や撒きビシ・手裏剣・衣装などの展示と共に、薬研や薬関係の道具もあった。
忍術というと、特別な能力だけを思うが、薬草にも精通している総合術だと言われた。

伊賀と甲賀ではどう違うのか? 機会があれば伊賀の忍者屋敷にも行ってみたい。

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