みどりの野原

野原の便り

2月8日 京都府立植物園 一面雪景色 観覧温室 「植物の持つかおり」講演 

2025年02月08日 | Weblog

寒くて出かけるのがためらわれる。
・・と言いつつ今日もお出かけ。


北山駅を上がった京都府立植物園前は一面雪景色。きれい~。
こんな寒い雪の日でも入園客がいるってすごい。


何もかも雪の中


雪の中の 雪の雫 スノードロップの花


雪の中の梅林


吹雪の中、自然生態園を歩く。


池のそば


前に歩いた人の足跡も消えかけた川の横を歩く。
寒くても雪の道はいいな。銀世界。


ジョウビタキが止まっていた。


川のそばの枝に移動。こんな冬に食べ物は見つかるのかな?


枯れたハスの中に白い鳥 コサギ?ダイサギ?とカルガモの姿が見えた。
適当に撮ったら鳥が写ってない。


花が咲いているのはロウバイ 満開


離れたところにソシンロウバイ 満開


これは雪の花 一番きれい。


太鼓橋の雪景色 絵になるなあ。

歩き回って珍しい雪景色を堪能。
フカフカの雪は足元も濡れないし滑らないし歩きやすい。

観覧温室を駆け足で観覧


観覧温室


アルソミトラ 今まであるのに気づかなかった。


アルソミトラ つる性。高い所に葉が繁っていた。
ボゴール植物園に2回行ったが、蔓や葉は見れたものの、見たかった果実や種子は2回とも見れなかった。
京都府立植物園で果実ができれば最高だな。期待!


ケガキ(カキノキ科)
説明板に「用材(材)・食用(果実)」と書いてあった。

2011年、娘と行った台湾で、街路樹の下に、カキノキそっくりでフェルト状の毛が一面に生えた果実が落ちていた。木にも成っていた。
それが初めてのケガキとの出会い。

以下は台湾のケガキ    ブログ 参照

街路樹 ケガキ

落ちていたケガキ     切ってみた 種の部分が大きい。

「食べたらあかんよ!」もの珍し気に見ている私に娘の声が飛んできた。
(1人なら絶対齧ってみた)食べられたらしいのに残念なことをした。
以上台湾のケガキ でした。


パラミツ(ジャックフルーツ)世界最大になる果物。大好き。食べたい。


ツバキカズラ(フレイジア科)可愛い花


ハイドゥンツバキ 見ごろ。

観覧温室を出た時には雪も少し溶けていた。


雪の座布団を掛けたベンチ。

午後は「植物のもつかおり」のお話。

「香り」とは揮発性物質の一部をいう。
香り(匂い)は情報になり、植物同士や植物と虫とのコミュニケーションに役立っているというお話だった。
動けない植物は、棘を多くしたり、軟毛の密度を高めたり、葉を硬くしたり、タンニンの量を増やしたりと食害を防衛している。
植物の香りは動物や植物同士のコミュニケーションにも役立っている。

植物と昆虫のコミュニケーション
例えば、
アオムシサムライコマユバチはキャベツを食害するモンシロチョウの幼虫に寄生する寄生バチ。
キャベツの実験では、アオムシサムライコマユバチが寄主のモンシロチョウの幼虫を探す時、機械でつけた傷のある株や、無傷の株よりも、モンシロチョウの幼虫に齧られた食痕のある株を選ぶ。
寄主ではない他の昆虫の食痕のあるものは選ばない。

植物は食害している虫に応じて特異的な匂いをだすそうだ。
キャベツは「モンシロチョウの幼虫に齧られた」という情報を持つ匂いによって、モンシロチョウ幼虫の天敵コマユバチを誘導するということか。

植物同士でも食害の情報を近くの植物に香りで伝達しているという。

帰りに、京都園芸倶楽部が京都府立植物園の開園100周年記念に寄贈したという「ウツクシマツ」を探した。


ウツクシマツ 2本 
見つかったが、場所がちょっとわかりにくかった。

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