みどりの野原

野原の便り

7月19日 奈良公園

2009年07月19日 | Weblog
K大インスト講座のオプションとして奈良公園を案内することにしていた
K講師だったが、都合が悪くなくなり代わりのNさんが案内してくださる
ことになった。

試験が始まるという時期だったが学生さん4人が参加してくれた。

 
葉っぱを観察したり、幹回りや高さを測ったり、巨樹の手触りを感じてみ
たり・・
時々脱線も含め、楽しい1日だった。

 
エノキの根もとにゴマダラチョウを見つけた 
学生さんによると、まだ羽化したばかりのようだ。

 
イチイガシの巨木の洞の奥に小鹿がうずくまっていた。覗くとじっとして
背中にはいっぱいハエがとまっていた。
怪我でもしてるんじゃ? 弱ってるのと違う?
たまたま鹿園の近くだったので連絡して助け出してもらった。
ほんのひといきじっとしていたが、急にピョンとはねて向こうへ跳ねて
行った。 あ~よかった。元気やった。ただ寝てただけやったん?
まだ生後3週間ぐらいらしい。お母ちゃんのところに行けたかな?
   右)今は小鹿がよく見られる。お乳を飲んでいるのは初めて見た。

 
「マツの上を見てください。ヤドリギがついています」と言われて見上げ
たらマツグミの花が満開だった。うれしい。もう少し近くで見たいなあ。
    右)イチイガシやナギの樹林のなかでマルミノヤマゴボウが目も
      鮮やかに咲いていた

 
     クスノキの巨樹      イチイガシの巨樹

奈良公園の巨樹15.6本を含め、たくさんの樹木を観察
上部が枯れてなくなっていたり、根元の土がなくなって根が上がっていたり、
もう芯の部分が朽ちてなかったりしながらも、長年生きていた貫禄はすごい。
生命力を感じ、人に力を与えてくれる。


灯籠のお手入れ 真っ白な和紙を張ったり夏の行事に向けて影の準備作業
が行われていた。

ニイニイゼミの抜け殻がたくさんついていた。アブラゼミの抜け殻もあった。
もうヒグラシが盛んに鳴いていた。
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7月17日 音羽観音

2009年07月17日 | Weblog
小雨の中、回り道の北音羽から音羽観音へ。

 
いきなり完璧な抜け殻が・・2mぐらい?以上?あった。

 
 ハグロソウやヌスビトハギも咲き始め・・初秋を感じる。

 
朽ちた家が山道に2件 竹に乗っ取られ、山に溶けていく家

音羽観音では若い安寿さんは研修?でお留守。
お参りに来ていた男性は、「ここの観音さんは霊験あらたかですよ」
熱心な信者のよう。ハイキング気分の私たちと大違い。

青い銀杏の落ちている音羽観音を後に音羽山の方へ行ってみようと思っ
たが、すぐに背丈の藪になり、びしょびしょになりそうで取りやめ引き
返した。

帰りは普通の参道で降りる。道路がコンクリート舗装されているところ、
今から舗装されそうなところがありこの参道もだんだん変っていくなあ。

昔、来た時はまだ細い急な山道で「胸突き八丁」というイメージがずっと
残っていた音羽観音だったが。
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7月16日 庭 枝伐り①

2009年07月16日 | Weblog
ちょっと見ない間に・・枝葉は茂る。 今日は伐るぞ。

裏庭半分だけ伐った。主にはアジサイ・レンギョウ・キンシバイ・
ビヨウヤナギなど。
年数の経ったサザンカが枯れ枝が増えてきたので、根元から伐ろうとしたが
力不足。伐りかけてそのままに。誰かに応援を頼もう。

 
     西半分はすっきりした    伐った枝の山 この始末が厄介

始める時間が遅かった。
また後日の楽しみ?に・・・
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7月13日 済浄坊渓谷

2009年07月13日 | Weblog
5人で下見に行った。

車を入口へ停めて谷筋へ入るとひんやりとした風。夏場は谷筋に限る。

1つ目の滝からは登りとなり、滝がいくつかある。
赤目だったら「○○の滝」なんて名前が1つ1つついているが、ここは
名前は無い。 勝手に滝1・滝2・・大小5つ6つある。
 
 
赤目にも引けを取らないぐらいのきれいな姿の滝だ。

ゆっくりできれば冷たい水に足を浸して休憩などしたら最高だが、今日
は個人で来てるのではないので眺めるだけ。

林道へ出て屏風岩まで歩いた。
反対側のクマタワまでは行ったことがあるが、こちらへ歩くのは初めて。

ずいぶん昔に家族でハイキングして以来の屏風岩。壮観。

下見とはいえ今日ならではの楽しみもあった。

 
        ナツアカネ?              アキアカネ?

 
      ミヤマアカネ♀             ミヤマアカネ♂

 
デカッ!オニヤンマのヤゴ 4㎝はあった。 ヒグラシ?の抜け殻
  
本番に期待して今日は簡単に。
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7月12日 六甲山高山植物園~紅葉谷~有馬温泉 

2009年07月12日 | Weblog
集合時間より早く着いた。
阪神御影駅のすぐ近くに「御影」の由来となった場所があると教えても
らった。

      
「御影」の地名の由来となった「沢の井」      六甲ケーブル
この泉で神功皇后さまが美しい姿をうつされたことから「御影」という
ようになったと。昭和10年代の第2次世界大戦中には防火用水に作り替
えられ、平成7年の阪神大震災では決壊し、改修されたという。

阪神電車の高架下にあり、コンクリートで囲われてはいるが、今も澄ん
だ水が湧き出ている。

5人が集合後、バスとケーブルに乗り継いで高山植物園へ

六甲高山植物園
海抜865m やはり風の温度が違う。北海道の南部に相当するという。
昭和8年開設。高山植物や六甲山自生の1500種が栽培されているとのこと。

 
      ニッコウキスゲ            アジサイも見頃

 
   マツモトセンノウ            ヤマユリ

 
     イブキジャコウソウ           シモツケソウ       

  
   キレンゲショウマまだまだ            お花畑 

池やロックガーデンもあり、ギボウシ・カライトソウ・チダケサシ・
クガイソウ・イブキトラノオ・バイケイソウ・シキンカラマツ・キハギ
などが咲いていた。
キレンゲショウマはまだツボミだった。
ちょっと怪しくなった雲行きも「雨天決行で」という気迫に負けたか
雨雲はどこかへ退散したようだ。

有馬へ下る
ロープウェイ山上駅からホタルブクロやオカトラノオの咲く道を下り
紅葉谷を下る。谷沿いの道は風が涼しい。

 
    左有馬の道標        モミジ谷から有馬へ

 
通行禁止になっていてハシゴで迂回するところ、倒木・落石のある
ところもあった。谷には砂防ダムが何か所もあった。

 
          ブナ                 イヌブナ

 
     ヒヨドリバナ     さすが温泉地 イノシシの足湯
  

ローウェイの温泉駅の横に降りてきた。

時間的に余裕がなくて温泉には入れなかったのが残念だったが、冷たい1杯
で喉をうるおして解散となる。
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7月11日 大泉緑地

2009年07月11日 | Weblog
久しぶりの堺・大泉緑地で公園の樹木観察
顔見知りの人も6.7人いる。

朝、管理センター前ではクマゼミがやかましく鳴いているのに気付いた。
今年初めて声を聞いた。気付かなかっただけ?

 
  カヤの実 小さいのは花?実?      ホルトノキの花
ホルトノキの花は初めて見た。気をつけて見たことがなかった。

「船場では「お金がもっと入るように」とモッコクを千両・万両・アリ
ドオシの間に植えられていた」
「モチノキで子供の頃トリモチを作ってメジロを捕ってた」
「ホルトノキの実を食べた」という人もいたが・・食べられる??

特に珍しい木はないが、今の時期にしか見れない花にも気付き、いろん
なことを知っている人もいておもしろい。


立派なカブトムシ 交尾中 近くには他のメスもいた。  


芝生広場で凧あげをしている人がいた。鳥型の凧


帰りの緑道?でハナノキにクマゼミの抜け殻がいくつもあった。

 
家の近くの神社に落ちていたタマムシの羽 鳥の犠牲?

カブトムシ・クマゼミ・タマムシ 夏を感じるなあ。 
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7月9日 天空の村 尾曽へ

2009年07月09日 | Weblog
威徳院の旧参道を尾曽へ

旧参道は今は通る人もほとんどない山道。

下下見の時は草が覆っていて、別の日に4人でひどいところだけ草刈り
するつもりで鎌を持って行ったが、草は刈ってくれてあって助かった。

天気予報ではずっと雨マークが続いて、ぬかるんだ道を心配していた
が、うまい具合に晴れ、これも助かり。

幸運が重なって、尾曽への山道を登る。急だが距離は短い。

登りきったところは尾曽。「おうそ」と読む。バスの便もなく、今は
数件?の山の上の集落。標高400mぐらいあるらしい。

こんな山の上の道端に「ヤワゲフウロ」割合新しい帰化植物だ。
ここのは4年ぐらい前に見つけた。春にはお花畑のようになる。
花期の終わった今もぽつぽつと咲き続けている。


       飛鳥一望 

長谷寺の末寺の威徳院というお寺がある。そこで弁当を食べた。

下りは尾曽への唯一の車道を下る。上(かむら)までに数台の車が通った。

 
     キツリフネ群生             ヤブカンゾウ

ナツフジやホドイモも咲き始めた。ヤブカンゾウ・コマツナギが見頃。

結局石舞台まで歩いた。コンクリートの道は照り返しがきつく暑かった。
かき氷でホッとする。
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7月7日 雨上がりの山

2009年07月07日 | Weblog
ざあざあ降りの朝、見せたいものがあったので友人に連絡。
雨具と長靴のいでたちで集合。

その後、天気も持ち直しそうで山へ。


      雨上がりの景色

雨がうれしい生き物たち。
 
       山道のイモリ             サワガニも元気


どこから来たのか子ガエルがいっぱい。
いつまでもこの子たちが元気な山であってほしい。

 
       ホタルブクロもカワラナデシコも自然のままにある      

 
      ナワシロイチゴ  石垣に垂れ下がって美しい。
                  粒がバラバラになる。

今年はクサイチゴ・モミジイチゴ・クマイチゴ・ニガイチゴなどいろんな
イチゴを食べた。それぞれ味が違う。
ナワシロイチゴは酸味が強い。

味はクサイチゴとモミジイチゴがおいしかった。
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7月6日 キヌガサダケ など

2009年07月06日 | Weblog
雨かなと思い家でグズグズしていたが午後から気になるところへ

 
 ウワミズザクラ 杏仁子といい果実酒や塩漬けに
生で口に入れてみたが香も味もない。赤いものを少し摘んで果実酒に。
        右)キハダの実 キハダは陀羅尼助の材料にもなる。 

 
クヌギの樹液にカナブンなどが集まっていた
アオカナブン最近は数が減っているらしい。シロテンハナムグリ・ヨツボ
シオオキスイも来ている。

目の前をタマムシがブ~ンと飛んで行った。

そしてないかなあ・・と探すことしばらく。あった!

 
キヌガサダケ ちょっと遅かったか?   あったあった

 
      高さ20センチ     グレバ べとべとで臭い

 
       もう終わり              幼菌も見つけた

そ~~っと踏まないようにしないと・・
中華料理の高級食材となる。歯触りのよい食感を思い出した。
でももったいない・・・見るだけに・・・

 
タシロラン 今年はまずまず      キノコの季節
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7月5日 馬見丘陵公園

2009年07月05日 | Weblog
集合の池部駅には36人が集合

  
池部駅前の古めかしい門 河合町役場とかろうじて読み取れる。
              左右の石垣にはライオンのレリーフ
灯籠もある庭園の後ろには役場の庁舎が見えた。

ここは「大正末年に森本千吉氏(大和鉄道建設の老雄)が構築し、
「豆山荘」と名付け、その後、財界の吉川京松氏が譲り受け、昭和23年
頃に旧河合村役場として寄贈された」(ネットブログによる)

緑道を通り馬見丘陵公園へ 
馬見丘陵公園は河合町と広陵町 にまたがる都市公園
平成3年に開園 馬見古墳群の8つの古墳を取り込み、計画面積65.3haに
向かって今も拡張工事中
 
 
コブシの実がいっぱい アジサイの前では早速Yさんの説明が始まる。
アジサイの花色にはアジサイの持つアントシアンと補助酵素(色素)と
根から吸い上げるアルミニュウムが関係するらしい。

だいぶ歩いたつもりがやっと北エリアに入ったところ。

 
ヒメシロモンドクガ クロバナエンジュについていた。
この色合いと毛束はどうだ。背中に白い短い毛束が4つ・脇には黒い毛束
・頭には黒い長い毛束・お尻には茶色い毛束が一つ。
それぞれに意味があるんだろうなあ。


ヘメロカリスやネムノキを見て中央エリアへ。クチナシの濃厚な香が漂う。

 
ブッドレアやアメリカデイゴを見てショウブ池の休憩所で一休み。
ショウブ池にある八つ橋のジグザクは悪魔が入って来ないようにとの意味
があるそうだ。初耳

昼食の後、スイレン池でハスとスイレンの違いなどを聞く

 

ミズキの実を初めて見た。葉にいっぱいついていたのは・・
         エサキモンキツノカメムシ まだ幼態のj集団もいた。
       背中にハートの模様がある可愛いカメムシ。(触らなければ)

  
その後ナガレヤマ古墳に登る
5世紀中ごろの前方後円墳 埴輪やふき石などが復元されている。

 
ヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃ)の実        ムクゲ

帰りに王寺で反省会 
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