枚岡へ、観察会のルートを決めるための下見に同行した。
シダが多い。特徴のはっきりしたものしかわからない。
本番で少しでもわかればいいな。
今日見た面白かったものなど。
ヤブニッケイの枝先に奇妙なもの。 虫こぶか?
棒付き飴ではありません。
1つ持ち帰り切ってみたが、スッと切れ、虫穴らしいものもない。
調べて見ると、菌えい のようだった。
フタリシズカ 花は終わって果期のよう。
2人だけでなく、1人も4人もあった。
山道にカキノキの雄花がたくさん落ちていた。
見上げたが、重なる木の葉・・カキノキは見えなかった。
毎年カキノキの雄花を探して歩くが、今年は見に行けていない。
イヌシデに虫こぶ。初めて見た。
調べると、イヌシデメフクレフシのよう。ソロメフクレダニによるらしい。
イヌシデの木がたくさんあった。
たくさんあったといえば、アワブキ。あちこちで見た。
展望台近くには花序が出来ていた。まだつぼみ。
高くてそばで見られないのが残念。
うちの娘は時々面白いものを見つけてくれます。
『イベントでバオバブの実が売ってた。面白そうなので買った』
『水に溶かして砂糖を入れて飲んだ』という。
余った半分を持って来てくれた。売っているとはビックリ。
バオバブの実 黒いのは周りの白いものを取り除いた種子
私は実を舐めて懐かしんだだけで、眺めて楽しんでいる。
その後、娘が「これはバオバブの芽かも」という写真を送ってきた。
私は芽が出るとも思えなかったので植えていない。
この芽もバオバブのものなのか?と疑い半分だが・・。
なつかしいバオバブの思い出を書いてみます。
2008年11月、友達と3人で、マダガスカルに行った。
(個人旅行だったので、面白かったこと、ハプニングもあり、それも今は楽しい思い出で・・その旅行記のブログに詳しく書いたはず。それを小冊子にもして持っている)
マダガスカルといえばバオバブ。
有名なモロンダバのバオバブ並木夕景 異世界だった。
そのそばで現地の人がバオバブを売っていた。
茶色いのも、灰色の長いのもバオバブの果実。
バオバブの種類はたくさんある。
茶色いのを1つ買って、割ったところ。
果実の中には、周りに白いスカスカしたものついた種子がぎっしり隙間なく詰まっている。
割って中の実を食べて(舐めて)た。
粉っぽいけど甘酸っぱい。
バオバブは世界に9種あり、マダガスカルにはその内8種があると聞いた。
有用植物で、樹皮はロープや屋根材壁材に。果実は食用に。種子は油に。若い葉は野菜にもなり、実の殻は食器にもなる。
市場にも山積みで売っていた。
そして、食べた後の「殻(中身なし)」を持って帰った。
外側はビロードのような手触り。あれから16年、まったく変わらない。
旅の途中にでもバオバブが見えた。
何という種類なのかわからないが、大きい木だ。
右下に友達が写っている。
上の木だったかどうか・・途中で降りて見た木の下に落ちていたバオバブの花。
花は夜に咲いて、コウモリが花粉を運ぶという。
たくさんのバオバブを見た旅だったが、大木ばかりで稚樹があまりないとの聞いた。
バオバブは植物園の温室でも花や実を見ることはできるが、現地で見た貴重な体験だった。
娘が送ってくれたバオバブの種子からなつかしく思い出したのだった。
駅への近道が開通してから通らなくなった遠回りの道を帰った。
駅の植え込み桝に
アメリカオニアザミ 数本あった。
何年か前から近い所にはあったが、駅へも進出してきた。
これからどんどん広がりそう。
ナガミヒナゲシはこんな状態
駅近くの側溝で、だいぶ前に見つけていたマツバラン(シダ植物)
まだ生きていたが、ブロックのすき間に生えた木と共に切られ、ショボショボになっていた。
これも同じところにある。側溝の暗渠の中から枝を伸ばしている。
気にかけているが、助けようもない。
久しぶりに神社にも立ち寄った。
あら、うれし~。毎年気にかけているゴヨウマツ
今年はいくつか花がついた。
受粉滴が出てそうな初々しい花(・・といってもいいかな?)
5本の葉もまだ分かれていない。
一昨年はせっかくできた若い松ぼっくりが枝ごと剪定されてしまい・・
去年は全く花がつかなかった。
松ぼっくりがだんだん大きくなるのを時々見に来よう。
どうか伐られませんように。
朝と昼の気温差が大きい。
2人で下見に行った。
途中の山沿いの空き地(荒地)に、植えてはいけない植物が満開・・
きれいな花園・・これは アツミゲシ 花も大きく色もやさしげ。
(オレンジ色のナガミヒナゲシの花も写っています)
果実は丸く、ずいぶん感じが違います。
葉はギザギザした粗い鋸歯があり、基部は茎を抱いています。
アツミゲシは若い果実に麻薬成分が含まれるため、栽培が禁止されています。
以前にも田の畔や、家の近くの畑に数本植えられているのを見たこともありますが、ここはかなりの群生で・・
実は先日も通ったのですが、今日来て見ると、奥の雑草は刈られ、手前の花畑?だけきれいに刈り残してありました。
持ち主はわかりませんが、ご存じないのでしょう。
人通りもなく、声をかける人もいない。
今ならまだ果実も成熟していません。芥子粒のような大量の種が散布されない今の内に駆除した方が良いと思い、通報しました。
(後日、本番の日にはすっかり刈り取られていました)
同じケシの仲間のナガミヒナゲシ
これは栽培禁止の対象にはなっていません。
いたるところに生えているナガミヒナゲシ。
すっかり見慣れました。
ナガミヒナゲシの果実 名前の由来の長い果実。
アツミゲシの果実とはずいぶん違います。
この頃の天気・気温は定まらず、今日は天気は良いが、風が冷たく寒い。
見上げる高さにケケンポナシの枝
教えてもらってわかったが、1人ではわからない。
シラキ
ムロウテンナンショウ 苞が出ている頃であればわかりやすい。
ムロウテンナンショウの苞の内側 乳状突起が密生して白く見える。
ガクウツギ
いつもの観察地は今年は崖崩れもあり不調。
ここでよく見れてうれしい。
一時、ガクウツギとコガクウツギを両性花の形で見分けようとしていたが、この辺にはコガクウツギはないと聞いた。
去年鹿児島に行った時、コガクウツギを見ることができ、それでスッキリ
アワブキ 葉でわかったが・・
芽を見るとすぐわかるよと教えてもらった。
イチヤクソウ つぼみ
ウリカエデ 果実が赤くて花のよう。
ウラジロウツギ 満開
葉裏は白い。
フタリシズカ
ヤマトチャルメルソウ 果実が開いた形がチャルメルのラッパに似る?
開いたラッパの中に種子が見える。雨滴散布をすると聞く。
ホソバタブの芽はすっかり開いて若葉をひろげていた。
枝先の瘤は、虫こぶ?菌えい?
切ってみたが、虫がいそうにもない。
菌えいなのか?
途中で声がかかり、行ってみると死んだハチ。大きい。
2番目の縞が細いのもオオスズメバチの特徴のひとつらしい。
腹端が黄色いのも特徴らしい。飛んでいるオオスズメバチは恐いが、死体なら平気。
今日は卓球の日だが、同窓会の世話役会があり休む。
その前に、体育館に、スケジュールの確認に行った。
田んぼ道に コイヌガラシ が1株
畑の柑橘 花が咲いて、いい香り。
サツキの葉に白い塊。もち病で葉が肥厚したもの。
カビの仲間の担子菌が感染しておこるという。
このもち病になったものを、子供の頃食べたことがある。
おいしいものでもなかったようで、味はおぼえていない。
1・2度食べたぐらい。
大人になると「こんなものよう食べたな」と思うが、「食べたことがある」というのも面白い経験だ。
今日は子供の日・端午の節句。
・・とはいえ、家には小さい子供はいない。
でも、大人も楽しまないと・・
五月飾り
自作クラフト 気に入ってます。
キットを買って自作
左)あそび広場で材料をもらって絵付け。
右)だいぶ前に知り合いになった人からもらったハガキ。
ちょっと淋しいので アラカシの草履(サンダル)
夜は2回目の菖蒲湯を沸かした。
ショウブ
1本、花序が付いたのがあった。
花序の上側(右)は苞葉です。
菖蒲湯。今日はもう少し香りを強くしようと、一部は刻んで袋に入れた。
ゆっくりと香りを楽しんで湯に浸かり、端午の節句の気分を味わった。
里山あそび広場 2日目に参加
あそび広場 入口のアーチ 高松塚芝生広場
青空に泳ぐ鯉のぼり
自然観察サークルのブース 野の花の展示
近くにあるものばかり。30種類ぐらいありました。
すぐそばにあってもなかなか目に留まらない野の花。
展示を見て「この花もよく見るけど、名前知らなかったわ」
「よく見ると可愛いね」
「これもよく見ます。こんな名前なのね。これだけでも覚えて帰ります」
感想はいろいろ。
テントの奥では「葉っぱであそぼう」
葉っぱで鯉のぼりを作ったり、草履(・・が、わからない子もいてサンダルということに)
エンゼルフィッシュなど、簡単な草花あそび。シュロバッタのお土産も。
休み時間にくるっとひと回り。
自然素材クラフト・紙芝居・丸太切り 重さ当て・ボール投げ・飛鳥すごろく・歴史ガイド・野鳥観察・古代衣装・俳句づくり・飛鳥クイズ・ゴム銃・輪投げ・こま回し・などの出しもののコーナーがある。
こんな可愛い「飛鳥びと」も・・
お天気もよくて、楽しんでいただけたようです。
連日お出かけでちょっと疲れ気味。
今日も遅く出かけた。
長居公園
植え込みに咲いていたのは、コゴメバオトギリ?
(違ったら訂正します) いつもの道。ここで見るのは初めて。
ヒトツバタゴ(ナンジャモンジャ)
イスノキに若い虫こぶ「イスノキハタマフシ」
中にはウジャウジャとアブラムシの仲間がいた。
ベニバナトチノキ アカバナトチノキとセイヨウトチノキの交雑種らしい。
植物園内にはセイヨウトチノキがある。(後で)
ワタゲツルハナグルマ 葉の裏に白い綿毛 花は黄色
ギョリュウバイ
これは何でしょうか? この時期にはあまり見る人はいませんが満開です。
スモークツリーの雌花。不稔花の花柄が伸びて煙状になるのは雌木
なかなか可愛いです。
長居植物園
案内が始まるまでに少し歩く。
クラスペディア・グロボーサ(キク科)
種名は覚えにくいが、今年の流行りか? 植えてあるのを見たことがある。
ネモフィラ 涼し気なブルーが人気。
植物園の奥には海のようなネモフィラが今年も植えられていると思う。
(行ってないが)
これがセイヨウトチノキ 薄いピンクがかかっている。
植物園案内
気になったものだけ・・
ヒメコウゾ 雌雄同株で、これは雌花序。長い柱頭が目立つ。
ナカグロモリノカサ ハラタケ科のキノコ。
腐葉土から生える。古くなると、傘の裏が真っ黒になる。
フェアリーリング(輪のようにきのこが生える)を作っていた。
ハルニレの葉に、たくさんの赤い虫こぶ。
カキの雌花
こんな時期か。今年も雄花を見に行けるかなあ。
バイカウツギ 満開 うちにも咲いている。
大池の縁に、ショウブ 気づかなかった。
コウホネも咲いていた。
①昨日帰ってきた娘が、長谷寺のボタンを見に行きたいというので出かけた。
観光地長谷寺参道は人が多い。
法起院
西国33番札所を開基・道明上人共に長谷寺を開基された徳道上人の霊廟
裏は泊瀬川 庭のハランでカワトンボが翅を休めていた。
長谷寺
仁王門は重文 ボタンの鉢植えが並ぶ。
登廊 本堂に至るまで三廊に分かれて、あわせて399段
ボタンの鉢植えが並ぶ。
露地のボタンはほぼ終わり。
本堂(国宝) 本尊は 11面観世音菩薩
前は懸崖造りの舞台になっている。
今日の発見!
本堂内壁の絵馬を見ていたら・・白い粒々が・・
ハトの糞が付く場所でもないし・・あっ。何か聞いたことがある。
懸崖の舞台におられたお坊様に尋ねにいく。
「昔の風習で、紙を噛んで投げつけた跡です」と。 やっぱり。
帰ってから調べたが、なかなか出てこない。
やっと「谷水薬師堂(熊本県)」の「紙つぶて仁王」を見つけた。
「噛んだ紙を仁王様に投げ、自分の体の悪い所にくっつくとご利益がある」というもの。
そこでは、噛むためのティッシュも売っているようだ。
長谷寺の絵馬の「紙つぶて」も何かご利益があったのかも。
私は「びんづるさん」の体を撫でておいた。
御影堂・元長谷寺・三重塔跡・五重塔・・の前を通り下った。
ヒメウツギが満開。
帰りには、お決まりの「草餅」を買って食べた。おいし~。
②久しぶりにカラマツを見に行く。
カラマツ
若い球果 枝には古い球果もたくさんついている。
もっと早い花の時期に来たかったが、来れなかった。
いつもは勝手に見せてもらっているが、今日はご主人がおられた。
以前お会いした時に「このカラマツは孫が出来た時に父が植えたもので40年ぐらいになります」と聞いた。
去年来た時、オオミノガがたくさんついていて気になったので、車にメモを挟んで帰ったのだが、それでかどうか・・カラマツの枝を剪定されたそうだ。
また、思い出したら見に来よう。
以前ここの奥様に教えていただいた湧き水の所へ。
ヒューム管から出ていて湧き水由来とは思えないが「この集落はこの水源から水をひいている」と奥様もおっしゃっていたし、村の人もここを教えてくださったので、前にも飲み、今日も息子はペットボトルに汲んだ。
娘は信用できないような顔・・。
そこへ、1台の車が来て止まり、若い男性がペットボトルに水を汲み、ひと口飲んで車に戻られた。
村人の様子を見て娘も納得したようだった。
近くの田んぼは早くも田植えが済んでいた。
山の新緑もきれいだった。
③オカワカメ
娘からの土産「おかわかめ」売っていたという。
「知ってる?」と聞くので「知ってるよ。雲南百薬ともいうよ」
こんなことだけ何でも知ってるお母さんです。
むかごを見たことはあるが、売っているのは知らない。食べたこともない。
さっそく、半分塩茹で。半分は天ぷらにして食べた。
私は塩ゆでが好き。もっとあくが強いかと思ったが、それほどでもない。
「オカワカメ」は葉っぱの事かなと思う。食べたことはない。
むかごを数粒プランナーに植えてみたが・・5月15日現在芽はでない。
娘は面白いものを見つけて持って帰ってくれる。
・キンモクセイ(その家の人が言われた)の果実・カンテンイタビ(タイワンから干した果のう・バオバブの種・・どれも大喜びしたものだ。
次はどんなものをお土産にくれるかな?
④娘は今日帰るので、帰る前に「菖蒲湯」を沸かした。
香りはほのかだが、気分が休まる。