La douce vie

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SUCHMOS 「MINT」

2022-08-01 | music

SUCHMOSの名曲だけど、「STAY TUNE」ほど一般的な認知度がない気がするこの曲。でも、「STAYTUNE」と全然違うけど、かなり名曲。

SUCHMOSが太陽の下、海辺へ出ました、といった肩の力が抜けても超オシャレな解放感に溢れた曲。

今は活動休止中ですが、私の中で2010年代にもっとも衝撃的な音楽を作ったバンドです。


「LOVE ALL SERVE ALL」藤井風

2022-06-10 | music
アルバムが出てからかなり過ぎています。

でも、最初のアルバムもじわじわ好きな曲が増えていって、早く感想を書いてしまったな、という反省もあったので。

藤井風さんはきっと曲ごとにアルバムごとに全然違うアプローチや作風を見せるだろうとは思っていましたが、やはり違う。ファーストアルバムがアーバンで夜のイメージなら、今回はオーガニックで柔らかな陽光のイメージ。

「まつり」はお祭りの楽器などを使いつつ、今時っぽい絶妙なバランス。「燃えよ」も「まつり」「青春病」もPVなく音楽の世界だけになると耳の印象が変わってくる。

「dmn」ライブ後半で盛り上がりそう。歌詞が英語に切り替わった時の爽快感が好き!
「やば。」そういう展開の曲調ですか!
「ロンリー・ラプソディ」最近、この曲が頭の中でぐるぐるしてます。
「それでは」聞くたびに、深く深く心に沁み入るメロディと歌詞。
「ガーデン」懐かしいような、優しいメロディ。


藤井風というミュージシャンと出会った曲「旅路」と「きらり」が入っている、という時点で私にとっては満足度が満たされているのですが(笑)
「きらり」は疾走感があるメロディの心地良さに、「り」や「ⅰ」で韻を踏んでるのにも遅まきながら気づく。

「旅路」はスタンダードになってほしい一曲。「誰かを愛したり♪」の次に来るのが「憎んだり」ではなく、「忘れたり♪」という言葉のチョイスが藤井風さんらしい、忘れられる方が残酷だ、と思う方もいると思いますが、もうひとつ高いところから見渡せている人だなと思います。



「藤井風TV」も観ました。藤井さんのピアノスキルだけでなく、ガッツリお笑いにもチャレンジ。助けを求める愛らしさも。歌も2曲聞けて嬉しい。

大瀧詠一「Best Always」

2022-05-16 | music
以前から大瀧詠一さんが気になっていて、原田知世さんが「A面で恋をして」をカバーしたのを聴いて、改めてベスト盤を借りることに。
この「A面で恋をしては」聞けば聞くほどBuddy Hollyの「Everyday」のオマージュの気がするんですが。
数々のCMに花を添えた「君は天然色」はこちらでも紹介したことがありますが、「バチェラー・ガール」は「雨は壊れたピアノさ♪」という出だしを聴いて、あ、この曲知ってる!これは大瀧さんの曲だったのか、と知りました。
それから、カバーされすぎて元は誰の曲だったかわからなくなったといわれた「夢で逢えたら」
そして、森進一さんの冬のリビエラも大瀧詠一さんだったのか。と驚く私。
ずっと、大瀧詠一さんのことって知らないようで知っていたんですね。
大瀧詠一さんの偉大さを知るビギナーの私にとって贅沢な1枚です。

「さくら(独唱)」森山直太朗

2022-03-24 | music

この曲を聞いた時、学校の歌集に載りそうな曲だな、と思った記憶があります。

最近ではJPOPの曲が学校で採用されて、合唱で歌っている姿をよくみるようになりました。

私が子供の頃は暗〜い歌を歌わされていた記憶があります。

前に、テレビで井ノ原さんが同じような暗い歌を歌っていたエピソードを話していて、その歌を選曲していた先生が技術的な事が何かで選曲した話をしていたけれど、教育者の立場からしたら正しいのだろうけど、歌に興味を持たせるモチベーションみたいなものは当時の教育界の発想ではなかったんだろうな。


この曲はスタンダードになりそうな力がある曲ですね。


藤井風さん、紅白出場

2022-01-04 | music

初めての歌番組出演ということで、ビデオに録画して見ました。

岡山のご実家からのご出演。膝にキーボードをのせて、さらりと「きらり」岡山から音楽を発信するというところは変わらない、ということなのかな?と思いきや、サプライズの会場登場しての「燃えよ」。スリッパがふわふわで気持ちよさそう。

カメラ目線でガンガンにピアノを弾くのがスゴい。

やはり、藤井君は、紅白?出場させて頂きますよ、有難いことです。もちろん、会場で歌わせていただきますよ、という、今までのアーティストを売り出す戦略の誰にも似ていない。

 「きらり」を最初に聞いた時はキャッチーすぎる、と思ったのですが、キャッチーすぎて、相当お気に入りになってしまったので、嬉しい。

「燃えよ」は聞くたびに印象が良くなっていく。

郷ひろみさんの「2億4千万〜」に続き、「マツケンサンバ」の年末ゴージャス感、懐かしい「め組のひと」、「WOMAN Wの悲劇」の懐かしい名曲と満足な紅白でした。

 

と、思っていたら、最後にサプライズが待っていました。

オオトリを務めたMISIAが2曲目に「HIGHER LOVE」藤井風君の提供曲が!そこに、ピアノ伴奏とコーラスでMISIAをサポートする藤井君、贅沢だ!なんだか願ったり、叶ったりというか、胸一杯になりました。


back number 「アンコール」

2021-11-08 | music
以前、このグループの「花束」で会話劇のような始まりをする曲が印象的でいいな、と思ったのですが、「ハッピーエンド」でこんな正統派バラードも歌うんだな、と感心。

最近、新しい音楽がなかなか耳に入らない中で、珍しくこのベストアルバムは借りてみよう!と思って借りました。

藤井風 NHK MUSIC SPECIAL

2021-10-16 | music
NHKで藤井風君の特集が放送された。

私が藤井風君の動向をチェックし始めてから、報道番組の出演はあったものの、テレビでこれだけの特集を組まれるのは初めてではないかと思う。

これまでの音楽環境と音楽体験。
お父様から3歳の頃からピアノの受けていたとのこと。それから、外で遊ばず、ピアノの練習に没頭する少年時代であったこと、英語もお父様から教わったとのことで、お父様の教え上手だったんでしょうね。
そして、家(お店)にある膨大な数のCD。クラッシック、ジャズ。
お姉さんに教えられたマイケル・ジャクソンの曲に衝撃を受けながら、こんな無駄がひとつもないアルバムを作りたいと思った子供時代。

マネージャー語る。
出会いは担当ミュージシャンから教えてもらったYouTube。デビュー前から、「何なんw」の完成度に衝撃を受け、才能を信じて、デビュー前の藤井風君をニューヨークに武者修行に行かせる。

何なんwの作詞。
曲に合う言葉を探していったら、必然と岡山弁がしっくりきた。

FREE Liveの準備、リハーサル。
国内外視聴者の声。

他の曲は前置きがあるのに、なぜか「旅路」だけはなく、心なしか長く放送してくれたのが嬉しい。

彼の歌の歌詞はメロディありきで書かれていることや、達観していていること、恋愛というより兄弟愛、人類愛(ベジタリアンであることから、生きとし生けるものへの普遍的や愛なのではないかと思う)という大きな愛を描いていることも、今の私には受け入れやすい。

藤井君は私達の世代がカッコいいとかカッコ悪いと思い込んでいた事に敢えて、それってホント?と投げかけているような気がする。歌詞の端々に英語を入れるのがホントにいいの?方言ってかっこ悪いの?そして、目の当たりにした私は「そうだよね、藤井君の言う通りだよ、と答える。 

最近、敢えて藤井風君について何かあるたびに書いています。
きっと、この先、見返した時にあぁ、この時期は藤井君に夢中になつてたんだな、と思い出すだろうな。

そろそろ、新しいアルバムの話でもでないだろうか?

藤井風 ”Free Live” 2021

2021-09-08 | music
YOUTUBEで数回に分けてみました。

 ”Free Live” なので何か告知があるだろう、きっと新曲が聴けるのでは、とワクワクしました。こういう風に新曲を楽しみにする歌手ってどれくらいぶりだろう。


最初は観客を入れての ”Free Live” の予定でしたが、感染拡大を受け、無観客に。おそらく、最初から2パターン、つまり無観客も想定していたのではないかと思います。ピアノと藤井風さんだけのシンプルイズベスト。

シンガーソングライターで自分で弾き語りできるというのは本当にこういうどうなるか分からないという状況下では強い。

・「きらり」さらりと。
・「燃えよ」 新曲、あまり、ピンとこない、覚えにくいな、と思っていたのに、2回聞いたくらいで「燃えよ」のフレーズだけは耳に残る。風マジック。
・「もうええわ」 燃えよ→もうええわ、韻を踏んでますよね。来ると思った(笑)
・「優しさ」 突然走り出しても歌声は安定。「もうええわ」「優しさ」を弾き語りで聴ける贅沢さ。
・「特にない」
・「死ぬのがいいわ」
・「帰ろう」ピアノの出だしがいい。「それじゃ、それじゃ、またね♪」のピアノの疾走感も好き。

寝そべり通信・・・結構な雨なのにあまり濡れて見えないのが不思議。代わりに、ピアノ、鍵盤はびちょびちょ、気になってしょうがない。そこまでだらだらと話せず。藤井君は発信者として、ファンや視聴者にネガティブなことは言わないよう日頃から心掛けている気がします。

・「青春病」
・last と予告しての「旅路」絶品。ピアノ+歌で極上。この旅路も歌の「まだ見えない旅路の〜♪」のところで列車が走り出すような疾走感のある伴奏になるところも素敵。
・「何なんw」これなしでは終われない。ふと気づくと、一緒に歌っている自分(歌詞を覚えている)にびっくり。

アレンジを効かせたパフォーマンスが多かったのもLiveのだいご味でした。ピアノの側面を打楽器代わりににする人を初めてみた!


藤井君、ありがとう。

山下達郎「OPUS」

2021-08-09 | music
山下達郎さんのアルバムをこれ1つで紹介してしまうのはどうかと思うのですが、それくらいALL TIME BESTなアルバム。

3枚組です。
昔懐かしい「DOWN TOWN」。実はEPOさんで聴きたいと探していたら、灯台下暗し。このアルバムに収録されていたではありませんか!
「土曜日の恋人」もしかしたら、私にとってこの2曲が一番山下達郎さんのイメージかも。

とっても好きな「ゲット・バック・イン・ラブ」何とも言えない余韻を残す「蒼氓」
聴いているうちに元気になってくる「踊ろよフィッシュ」

夏のイメージが強い山下達郎さん。壮大な「さよなら夏の日」。一気に夏な「高気圧ガール」

達郎さんらしいメロディラインの「Ride On Time」

それから、もちろん「クリスマス・イブ」も入ってます。あのCMソングだったよね、あのドラマの主題歌だったよね、という曲も数多。

山下達郎初心者にも、もう一度手にしたい人にも贅沢なアルバムです。

「HELP EVER HURT NEVER」藤井風

2021-07-09 | music
前回、藤井風さんについて書いた時にはそんなにまだほとんど彼のことを知らなかった。
新しい才能との出会いはいつの時も楽しい。毎日のように、藤井風さんの歌を聴いています。

もちろん、あれから、短い期間しか経っていないから、今でもそんなに知らないけれど、今の時代便利ですね。YOUTUBEでいろいろな楽曲を聴くこともできるし、彼自身の言葉での解説を聞くこともできる。
そうしているうちに、あの当時、まだピンと来ていなかった曲も、もう一度聴いてみようか、という気になり、聴いていくと、どんどん好きになっていく。ということで、とうとうアルバムで聴きました。
発売から1年以上過ぎた今になって、やっと知る人もいるんですよ、相変わらず流行に疎い私です。

「もうええわ」「優しさ」「帰ろう」はピアノで曲を作ったんだろうな、と感じる美しいメロディ。ピアノで美しい和音を奏でながら、メロディを紡ぎ出す姿が目に浮かびます。

「風よ」「さよならベイベ」は80年代や90年代のバンドブームやストリートミュージシャンが乱立をしていた頃を思い出す。

あっという間です。

なんというか、このアルバム通じて、耳が洋楽を聴いているような気分になるんですよ。桑田佳祐さんの日本語っぽくない日本語で、というのと違って(桑田さんをディスってる意味じゃないですよ)、彼の歌声にはすごくグルーヴを感じるので、日本語の歌詞でもメロディが流れるにつれて、耳が洋楽モード(歌詞を一生懸命聞き取ろうとせず、歌声を含めたメロディに耳が持っていかれる感じ。

だからといって、歌詞の世界観がイマイチかというと、そうではない。もちろん、歌詞の世界も素晴らしい。言葉遊びやメロディに引き寄せられる言葉を選んでいるところもあるし、比喩として選んでいる言葉もあるから、だからこそ、直接的に詩のメッセージを受け取らず、意味を理解してメッセージを受け取る時なんか、頭がいい人だなぁ、と思う。

正直、最近は「あの曲が好き」止まりで、あまりミュージシャン自体に興味を持つことがなかったのですが、最初は「旅路」が好き、だったつもりですが、「藤井風というミュージシャンが好き」に変わってきています。

「何なんw」で藤井風という器の大きいミュージシャンとの遭遇にインパクトを受けて、「優しさ」で、この人は本物だ、と唸り、最後に「帰ろう」で余韻が残りまくる。
そんな、アルバムです。