La douce vie

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タイムカプセル

2007-07-22 | 雑記・未分類
この前TVをつけたら実写版のちびまる子ちゃんをやっていた。
全部みたわけではないのだけれど、タイムカプセルをつくって何年後かに同窓会でそれを開けるというお話だったと思う。

タイム・カプセル。
そう、たしかあれは小学校6年生の頃。20歳の私に手紙を書く、というテーマだったと思う。特に書きたいこともなく、無理矢理手紙を書かされたと言わんばかりの内容を書いたような記憶がある。だから、開けることになっても特に興味はなかった。

月日が経ち、20歳の頃に連絡が入りタイムカプセルを開ける事になった。特に乗り気ではなかったのだけれど、友達に誘われて「つきあいがてら」なんて気持ちの方が大きかった気がする。

小学校6年の時の担任の先生は生徒に人気がなかった。というか、嫌われていた。
当時のことは具体的な記憶が消えかかっていたので、どうして嫌っていたのか思い出せない。学年の中でも一人おじさんの先生だったからかなぁ?とにかく先生とも久々の再会だった。

会場は小学校の一室だった。既に同じ学年の子達が集まってそれぞれのクラスに分かれてタイムカプセルをあけて懐かしそうに見ていた。
私のクラスの子達が集まっていて談笑している。あの先生もいる。でも、うちのクラスのタイムカプセルだけなかった。
そのうち誰かが口を開いた「先生、うちのタイムカプセルは?」
「ない」先生は平然と言ってのけた。
愕然とする私たちに逆ギレした口調で
「このビデオがあるんだからいいでしょっ!」
という先生。私たちの近くのテレビから学芸会での私たちのお芝居のビデオが流れていた。しかも、配役はクラスで立候補か推薦で決めた配役を先生が独断で主人公を変えてしまったものだった。そんなことまで思い出してしまったよ。

先生。なんで私たちを呼んだの。。。そんな言葉が喉元まででかかったけれど、ふと「そういえばそういう先生だった」と思い出す私たちだった。

タイムカプセル。その言葉を聞くと、なんだか苦々しい思い出がよみがえるのだ。