La douce vie

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フィギュアスケート:NHK杯最終日

2008-12-03 | figure skathing、ice show
NHK杯最終日に行きました。
などと偉そうに書いていますが、
友人に「NHK杯に行く!」と宣言しておいて自分では入手できず
友人にとってもらったという相変わらずのダメダメぶりを発揮。

なかなかよい席でジャッジと反対側だったので
席の第一印象が「私、TVに映るんじゃないか?!」と思ったのですが、
家に帰ってビデオを見返しても選手しか見てないです。(笑)

この日は南里選手の「アランフェス…」の音楽を聴いていたら太田選手を
思い出してしまって心の一部がチクチクしながら一日過ごしていたような気がします。
(南里選手ごめんね、ロシェット選手の時も同じように感じてるから…)

シニアデビューの無良選手は第一印象が「FENDI」でした。衣装が。。。
豪快な3Aに表現も体を大きく使って自信を持って演じている感じが出ていてよかったです。

男子の最終グループが6分間練習をしているとジョニーばかりに目がいってしまい、
やっぱり彼はスターだなぁ、としみじみ思っていると友人からも同じような言葉が。
ジョニーに気を取られている間に織田選手が4回転ジャンプを決めていたようで
まったく気がつかなかった…
そうそう、レイノルズ選手ってTVで見た感じだと11歳くらい(←シニアに参戦できないだろうっ)
の男の子というイメージで身長も150cm台という勝手な想像ができていたのですが、6人の中で
決して低い方でありませんでした。(笑)

この日の私の感情が一気に爆発したのはポンセロ選手です。
なかなかSPとFSが揃わない選手でカナダでも悲しいFSだったので、応援に力が入ってしまった。
上半身の動きが男子の中で結構好きな方です。スピンも独特でうまいし。
ほぼクリーンに最後まで滑りきってくれて嬉しかった。

ウィア選手が風邪をひいているとのことでしたが4回転を回避したことより
後半がバテバテだったので、よほど調子が悪いのだろうなぁ、と思いました。
久々に生で見るとこの中で一人背中でも表現ができる選手なんだなぁと
遅まきながらウィア選手の魅力を実感したのでした。
私はジャッジと反対側の席だったので、なおさら一人突出している印象でした。
GPファイナルまで日本で滞在とのことですが、異国で病気療養は辛いだろうなぁ。

織田選手は久々のGPシリーズ復帰戦でしたが、彼は常にやってくれるだろうと
思っているので生でみていてもあまり緊張しませんでした。
4回転はオーバーターンでしたが認定。
そのあとのジャンプも若干乱れていきましたが、キスクラであそこまで反省するほど
悪い印象でもありませんでした。
久々の織田選手はジャンプもスピンもステップも表現力も「一所懸命・全身全霊」
といった印象。
おかえりなさい、優勝おめでとう。

表彰式の時もジョニーはプロだなぁ。とつくづく思わされるほどファンサービスを欠かさず。
レッドカーペットの上を通り過ぎる時はお姫様歩き。
終始笑顔を絶やさず織田選手の忘れていったトロフィーも取りに行ってあげていた。

後半のEX

やはりある意味一番盛り上げたのはポンセロだったかも。一瞬頭の中が「キャンデロロ・・・」
思い出してしまった・・
家でTVを見るとスキー板の下にきちんとブレードがついてるんですね。

中野選手の「SOMEWHERE」はつくづくあの壮大な歌を歌うように滑るようになったなぁとしみじみ。
GPファイナル進出おめでとう。

フランスのナタリー・ペシャラ、ファビアン・ブルザ組は背中から美男美女オーラが出てましたっ!ミイラ?!ぽく凝った演出。

ウィア選手は出番前からリクエストの手拍子が。スターですなぁ。
彼にぴったりのアヴェ・マリアで

鈴木選手のEXは濃密なタンゴの世界に染めていました。
会場の空気を一番捉えてました。
今年のプログラムはどれも好きなものばかりです。

織田選手と真央選手はアベック優勝らしく仲良く仮面舞踏会のストレートライン・ステップをアンコールで。
真央選手のタンゴも好きなので生で見られて嬉しかった。
代々木体育館は一万人以上収容できる大きなキャパの会場で沢山のお客さんが
つめかけていましたが、真央選手のあのステップは後ろの方で見ても迫力が
あるのではないかと。

子供のころからTVで見ていたNHK杯を生で見る日がくるとは思っても見ませんでした。
入手困難なチケットを取ってくれた友人に改めて感謝です。