La douce vie

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最近読んだ本(とマンガ).37

2010-04-07 | book/comic
「海街diaryⅢ 陽のあたる坂道」吉田秋生
お気に入りシリーズの3巻。
3姉妹を軸に彼女たちの職場、学校の人間関係を交えた日常の出来事。三女(×→四女すずちゃんでした)の恋の話は初々しい。姉妹揃って関係ないところに八つ当たりするシーンは重要でないけどツボ。
今回は海岸の階段、トンビにゴハンを狙われるエピソードはかなりリアル。場所も「あそこだ」と地元の人なら分るハズ。


「御宿かわせみ.33 小判商人」平岩弓枝
お吉がますます言いたい放題になってきているのとおるいさんがお吉にきつく叱るようになったのが気になる。子供たちもますます大きくなってきて、東吾さんは銃も使えるようになっていて。江戸末期の気配がますます強くなる1冊。

「のだめカンタービレ」 ヨーロッパ留学編あたり。~16巻 二ノ宮知子
パリへ留学したのだめ。授業で早速カルチャーショックを受けるエピソードがとてもリアル。実際に留学した人の話にヒントを得ているのだろうなぁ。
おたくのフランス人。ロシアギャル。言いたいことをはっきり言う中国人などの登場人物もいかにもいそうです。日本では常識人の黒木君がフランスで馴染めないあたりの話ものだめがフランスに溶け込んでいくあたりもリアルな感じです。

「予知夢」東野圭吾
探偵ガリレオシリーズ。なんとなく、東野さんは基本的に女の人が嫌いそうな気がする。

「ゲド戦記Ⅳ 帰還」ル・グィン
壊れた腕輪のテナーが妻となり母となり家族を育て上げた後、残酷な目にあい心を閉ざした少女テルーを引き取る。そこへゲドがやってきて・・・
過去のキャラクターが次々と現れる。前回、ジブリアニメとは違う話しだったと書きましたが、なるほど、ゲド戦記全般からインスピレーションをえて作った話なのだと思いました。