久々の歌舞伎です。
「通し狂言 開幕驚奇復讐譚」を観ました。
相も変わらず、歌舞伎無知の私。
足利義満は南朝方の新田義貞、楠正成一族を滅亡させるが、子孫の新田小六と楠姑摩姫は、吉野山の仙女九六媛の不思議な霊力を得て、南朝再興と足利将軍家への復讐を果たそうとするが・・・。
新田義貞、楠正成一族を滅亡させるシーン(だったと思う)が、漆黒の幕から2つの顔が浮かび上がる演出で非常に印象深い。
そのあとの吉野山のシーンは奈落から舞台に上下する台が大きな霜柱のよう。とても美しく、和風っぽさはなくこれまた印象深い。
他にも宿かなにかの建物で、梁の絵が直線でなく、古民家などにありそうな描き方をしているのも凝っているなぁと思いました。
話題の菊五郎、菊之助のW宙づり。菊五郎さんはまさか、白い狼(?)にまたがっての宙づり、菊之助さんは前3回転、後3回転と大サービス。
はじめてみた時は菊之助さんの女形ばかり期待していたのですが、男役もりりしく、品があってよいですね。
前回同様、時事ネタあり.
尾上家の演目は2度目ですが、私の中ではとっつきやすい印象。
「通し狂言 開幕驚奇復讐譚」を観ました。
相も変わらず、歌舞伎無知の私。
足利義満は南朝方の新田義貞、楠正成一族を滅亡させるが、子孫の新田小六と楠姑摩姫は、吉野山の仙女九六媛の不思議な霊力を得て、南朝再興と足利将軍家への復讐を果たそうとするが・・・。
新田義貞、楠正成一族を滅亡させるシーン(だったと思う)が、漆黒の幕から2つの顔が浮かび上がる演出で非常に印象深い。
そのあとの吉野山のシーンは奈落から舞台に上下する台が大きな霜柱のよう。とても美しく、和風っぽさはなくこれまた印象深い。
他にも宿かなにかの建物で、梁の絵が直線でなく、古民家などにありそうな描き方をしているのも凝っているなぁと思いました。
話題の菊五郎、菊之助のW宙づり。菊五郎さんはまさか、白い狼(?)にまたがっての宙づり、菊之助さんは前3回転、後3回転と大サービス。
はじめてみた時は菊之助さんの女形ばかり期待していたのですが、男役もりりしく、品があってよいですね。
前回同様、時事ネタあり.
尾上家の演目は2度目ですが、私の中ではとっつきやすい印象。