La douce vie

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最近読んだ本とマンガ.48

2011-10-13 | book/comic
「誰か somebody」宮部みゆき
主人公が結婚した相手は大手企業のお嬢様。逆玉と言われてはいるが、本人たちにとっては恋愛結婚の結果ついてきたものである。
義父の運転手が自転車のひき逃げ事故で死亡。義父に頼まれ、遺族の娘たちと会う。彼女たちはひき逃げ犯を見つけるために亡父の思い出を出版したいという・・・。
宮部さんの作品には珍しい、主人公家族が幸福に満ち満ちた光景(彼らなりに彼らの中でしか分らない不幸も存在するのだが)をこれでもかこれでもかと見せつけるのはなぜか?と読みながら思っていたのですが、なるほど、最後にそれを書きたかったのですね。

「誰も寝てはならぬ」1・2巻 サラ・イネス
うちのぐり君と性格が似ている猫が出ているということで借りました。まぁ、こんな感じかも、しかし、出番が少なかった(笑)
業界系でマイペースな人たち。私の周りにはこういう人はいないけど、人物の設定がリアルでいそうな気がする。こういう人たちの世界はこうなのかもなぁ、なんて妙に説得された気持ちで読みました。しかし、京都の寺に置いてかれたくない・・・。

「探偵倶楽部」東野圭吾
短編。お金持ちの会員制の探偵倶楽部。事件がおき、探偵が関わってくるのだが、誰が主人公というわけでない。相変わらず読みやすい。

「御宿かわせみ うかれ黄蝶」平岩弓枝
毎巻子供たちの成長に驚かされるが、子供たちの結婚の話題もちらりと見え隠れしてくるとは・・・。

「天才柳沢教授の生活.30」山下和美
昔は老人の書き方が上手いなぁ、と感心していましたが、逆に女性はいつもロングソバージュの美人ばっかりだなぁ、とも思っていました。
だんだん、美しくしようとしているけれどどこか崩れたところがある顔なんかもでてきたな。
ヒロミツの幼馴染のさぶちゃんが準レギュラー化して嬉しい。