La douce vie

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世界体操2011

2011-10-17 | sports
体操の世界選手権。金曜日の個人総合と土曜日の種目別に行ってきました。

競技前はチアリーディングチームのパフォーマンスを見ることができました。
日本のチアリーディングはワールドクラスなのでラッキーです。


体操を見るのは本当に久々なのに世界選手権。久々だからこそ世界選手権だったのかな?
今、日本は男女共好調だということは知っていたので楽しみにしていました。

鹿島選手と冨田選手を応援していた頃はがちがちに緊張しながら演技をみていたので、
こんなにリラックスした気持ちで演技を見ることができたのは本当にはじめてかもしれません。

体操っていつからBGMが流れるようになったんでしょう。でも、この方が必要以上に緊張せずにすむかもしれません。

予選、団体と精彩を欠いた日本男子ですが、緊張した気持ちを客観視できるんではないかな?という楽観的な気持ちでみていましたが、いやはや、内村選手の心臓の強さはホンモノです。
個人総合は何組かに分かれて演技をするわけですが、明らかに内村選手の演技の時は視線が注目する。大きな声援が飛ぶ。あの中でほぼ、ミスのない演技。着地はほとんどぴったりと決める素晴らしさ。
最後の鉄棒は最終演技者。たしか、伸身のコバチと後半にコールマンをやっていたと思います。こちらも着地をぴたっと決め、余裕の優勝。
山室選手も銅メダルと素晴らしい結果。このお二方、体格も髪型もなんとなく顔立ちも似ている・・・

翌日は種目別

誰が出るかまったく確認しないで会場へ・・・

勝手に内村選手はあん馬とつり輪は苦手だと思い込んでいたので、種目別に出ていてびっくりしました。

ゆかでは内村選手は演技後、点数が出てしばらくして点数の訂正があり、首位へ。ゆかは珍しく着地が乱れたと思ったのですが、テレビでよくあれだけひねれるものだと感心。本当に空中時のひねりの感覚のセンスが跳びぬけている選手だと思います。
つり輪は中国の金メダリストの方はほとんど揺れがなく、体のラインも綺麗、水平や並行さも他の選手とは差を感じました。
あん馬は落下が多かったのが、これが、種目別の緊張感だと思ったことと、アテネの金メダリストのテン・ハイビン選手が頑張ってくれていたのが嬉しかったです。

女子は鶴見選手の演技をはじめてみることができて嬉しかったですが、地元のプレッシャーが大きく、途中、バランスを崩して残念でした。寺本選手は若手らしく好演技。

あと、ベトナムの選手が女子跳馬で入賞したのも嬉しかったです。

競技中はライバル同士であるに関わらず、演技が終わった選手に対して他の選手やコーチたちがねぎらいのタッチをしているとこが国際大会では今まであまり気付かなかったので、印象的でした。

最後に、私が観戦するのは4~5年ぶりなのですが、あまりにも観客のマナーの悪さに驚きました。
内村選手(日本選手)の演技以外の時は演技の実施中でも平気で立ち上がって移動する人たちの多さ、(人前を通る時)かがみもしないで通り過ぎる人々の多さ。トイレに行きたい時はグループの移動の時や練習の時。選手が演技をしていない時を見計らうべきですよね。
そこここに写真撮影禁止の貼り紙がしてあるのに、カメラ(携帯含)撮影をする人々の多さ、
そして、演技前、集中力を高めるために必要な時間にも声をあげる人の多さ。
チケットを手に入れられれば何をしていいというわけではないと思う。選手の最高の演技をみるために自分たちがなにを出来るか、それが自分にとって興味がない選手に対してでも最低限のマナーは守るべきではなかろうか。

という感じの悪い締め方にさせていただきます。