以前から原田マハさんは気になってはいたのですが、最近、読書力が落ちているので、こういう時期に新しい作家さんだったり、文学的な本はなかなか読めない気がしたので、手が出なかったのですが、最近、やはり、気になる本があって、それを探していたのですが、見つからず、以前も敬遠していた「カフーを待ちながら」をなぜか選んでしまい、これ、最後まで読むかな~、と不安になりながら読んだのですが、非常に読みやすい文章であっという間に読み終わってしまいました。最近、これくらいの読書スピードで本が読めたのは珍しいことです。
沖縄の島育ちの明青は孤独な境遇。隣に住むおばあと家族のように生活をしている。
そんなある日、子供の頃からクラスでも目立つ存在の友人が島のリゾート開発に乗り出す。明青は消極的。
そんなある日、友人と悪酔いをした後、神社で絵馬を書く。「嫁に来ないか。幸せにします」
その後、しばらくして、明青に手紙が届く。「絵馬の言葉が本当なら、私をお嫁さんにしてください」
そして、しばらくして、明青の元へ美しい女性がやってくる。
恋愛物、島の住民の対立。どっちも途中でやめてしまいたくなる内容だったのですが、沖縄言葉の優しさや、美しいだろう景色を想像すると、するすると読めてしまいます。
あとで、びっくり、原田マハさんのデビュー作だったとは。何冊も本を出して、出版社のリクエストで書いたような内容にも思えてしまいます。
さらに原田宗典さんの妹だと知ってびっくり。そういう理由で本を読むわけではないですが。文章が得意な兄妹なんですね。
読みたいと思っていた本を読むのが楽しみになりました。
第1回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作品。
沖縄の島育ちの明青は孤独な境遇。隣に住むおばあと家族のように生活をしている。
そんなある日、子供の頃からクラスでも目立つ存在の友人が島のリゾート開発に乗り出す。明青は消極的。
そんなある日、友人と悪酔いをした後、神社で絵馬を書く。「嫁に来ないか。幸せにします」
その後、しばらくして、明青に手紙が届く。「絵馬の言葉が本当なら、私をお嫁さんにしてください」
そして、しばらくして、明青の元へ美しい女性がやってくる。
恋愛物、島の住民の対立。どっちも途中でやめてしまいたくなる内容だったのですが、沖縄言葉の優しさや、美しいだろう景色を想像すると、するすると読めてしまいます。
あとで、びっくり、原田マハさんのデビュー作だったとは。何冊も本を出して、出版社のリクエストで書いたような内容にも思えてしまいます。
さらに原田宗典さんの妹だと知ってびっくり。そういう理由で本を読むわけではないですが。文章が得意な兄妹なんですね。
読みたいと思っていた本を読むのが楽しみになりました。
第1回「日本ラブストーリー大賞」大賞受賞作品。